現場リポート REPORT

外壁工事



今回は外壁工事の様子を
リポートしていきます。




下塗り材



外壁は、
そとん壁と屋根工事の時に紹介した
ガルバリウム鋼板の2種類を
使い分けていきます。
 
そとん壁とはシラスからできている
自然素材の外壁材です。
 
シラスというのは、
シラス台地でマグマが噴火した時に
冷やされて火砕流となって
堆積したものです。
 
そとん壁は下塗り材と上塗り材の
二層構造になっており、
防水性能にも透湿性にも優れており、
結露やカビから建物を守ってくれます。
 
また、断熱効果もあり
冬も夏も快適に過ごすことができます。
 




上塗り材



そとん壁は左官仕上げのため、
継ぎ目のない仕上がりになり、
デザイン性でも
美しく上品な雰囲気になります。
 
基本的には、耐久性が高く
メンテナンスが不要なので、
維持のための費用を大幅に削減できます。
 


ガルバリウム鋼板を使用しているところは、
まず胴縁と呼ばれる下地材を取り付けてから
ガルバリウム鋼板を張っていきます。

胴縁をつけることにより、
外壁材と壁の間に通気層ができ、
外壁内部の湿気を外に逃がしてくれたり、
侵入した雨水を外に排出してくれる
役割があります。
 


そとん壁とガルバリウム鋼板を
組み合わせることで
アクセントの効いた
かっこいい家になります。



 
現場監督見習い:佐藤祥太朗