現場リポート REPORT

造作工事・左官工事

まだまだ寒い日が続きますが、お引渡しに向けて
工事は順調に進んでおります。

造作工事もほとんど完了して、
内部左官の仕上げ工事に入っております。


加子母子屋では、外部の壁はそとん壁(塗り壁)ですが、
内部は、珪藻土の仕上げが標準となります。

弊社では、エコクイーン を使用しております。
珪藻土は、単細胞の植物性プランクトン"珪藻"の化石です。
性能としては、調質効果・結露防止、抗菌化作用、不燃、
省エネルギー効果、音響効果等が期待できます。

一方で、水分を吸収しやすいため、シミや汚れはできやすいです。
また、クロスや壁紙とは異なり、土でできている為、
衝撃により、粉やひび割れがでる可能性はあります。

上記の長所・短所をご説明しながら、仕上げを決めていきます。

参照) 日本ケイソウ土建材株式会社HP (https://www.ecoqueen.com/product/uchi_eco.html#1)

基本色が14色あり、住まい手様の要望に合わせた色が選べるのも魅力的です。
NSR-1やNSR-4などの白色のものをよく使用します。
家の中でも、部屋や壁で品番を変えられたりと、住まい手様で色がでます。
階段部も順調に塗れています。

この珪藻土塗りでは、
まず、下地ボードのビス・ジョイント箇所をパテで埋めます。
(ジョイント箇所については、割れ止め防止のネットを入れます)
その上から、下地の左官材料を塗り、仕上げの珪藻土を塗ります。

手間は多いのですが、仕上がりに影響する為、一箇所ずつ丁寧に施工います。
3月に完成検査・社内検査を控え、工事も残すところ僅かとはなりました。
建具や造作家具、照明器具等、生活もイメージしやすくなります。

引き続き、見学会も随時受け付けております。

木ままに見学会の申し込みはこちら!

次回の現場リポートもお楽しみに!!