現場リポート REPORT

基礎工事後編



外周部の型枠が組み上がったところで
型枠にFシートなるものを
磁石で張り付けていきます。

このFシートは基礎と巾木とが一体となり
型枠を外した時の意匠性の向上や、
コンクリートの中性化を
抑制する働きがあります。



高さを確認しながら
2人掛かりでシートを張っていきます。
 


綺麗に張り終える事が出来ました。
型枠を外した時の表情が楽しみです。



ユニック車で加工された鉄筋が
搬入されました。

総重量は3tほどです。



外周部の立上りから組み始め、
地中梁、土間、内部立上りと
順次組んで行きます。



鉄筋が組み終わった所で
給排水設備業者さんの登場です。

基礎貫通スリーブを取り付けます。

この基礎貫通スリーブは
将来の補修・点検を
容易に行うために設置します。



コンクリートの打設前に
日本住宅保障検査機構(通称JIO)の
配筋検査を受けます。

是正事項もなく適合でした。

検査員の方に『綺麗に組めていますね』と
お褒めの言葉を頂き嬉しくなりました。



検査が合格だったので
朝から4人掛かりで
コンクリートの打設を行いました。




バイブレーターを掛ける人、
タッピングをする人、
コテで均す人
それぞれ役割が決まっています。
 

コンクリートを打ち終えると、
硬化を見計らって
金コテ押えをして仕上げます。



次は基礎の立上りの施工です。

高さの基準となる
レベルポインターを取り付けます。



人通口の型枠をセットし
順次組み立てて行きます。
 

 


型枠が組み上がったので
立上りのコンクリートの打設を行いました。
 


基礎の天端にスジを入れます。

天端レベラーの付着が良くなるための
ひと手間を掛けます。



打設とレベラーの施工が完了しました。
暑い中お疲れ様でした。
 
養生期間を置き、
型枠の解体と埋戻しをしていきます。
 
きれいに打ちあがりました。
 


次は玄関廻りの土間の
コンクリートを打設します。
 
この工事で基礎工事も一段落です。
 


基礎が完了したところで
外部の埋設配管を行います。
 




次回は木材加工・塗装編を
リポートします。



住宅部 丹羽政雄