基礎工事前編
先日地縄の確認を行い
建物の位置が決定したので、
地縄に基づき丁張りを行います。
丁張りは建物の通り芯と
高さの基準を出すための物です。
愛犬が丁張を見にきてくれました。
丁張りを掛け終わると
施工課長による丁張り検査を行います。
通り芯・対角線距離・丁張り高さの
確認を行い、
検査に合格すると
いよいよ基礎工事です。
所定の深さになる様に重機で掘り、
砕石を敷き込み転圧を行います。
砕石を敷くのは基礎に伝わる力を
均等に地盤面に伝える役割が有ります。
地鎮祭の時に
宮司さんにもらったお浄めの砂を、
大黒柱の直下に
娘と一緒にお供えをして埋めました。
砕石を敷き終わると
防湿フィルムを敷きます。
防湿フィルムは地盤から湿気を
基礎面に伝えないために敷きます。
フィルムの厚さは0.15㎜を採用しています。
次は捨てコンクリートの打設を行いました。
捨てコンクリートは
基礎の基準となる墨出しをするための
重要なコンクリートです。
高さを確認しながら均一にならします。
捨てコンクリートの硬化を待ち
墨出しを行いました。
トランシットを使い
通り芯と型枠の墨を出します。
型枠の墨に合わせ鋼製型枠の
セパレーターを取り付けます。
最近はコンクリート釘打機なるもので
プシュプシュと短時間で
止め付ける事が出来ます。
職人さん真夏なのに
ジャンバーを着てフードも被っています。
実は充電式のファンが付いていて
とても涼しく、
作業効率も上がるそうです。
外周部の型枠が
きれいに組みあがりました。
次回は基礎工事後編の鉄筋工事、
コンクリート工事をレポートします。
コンクリート工事をレポートします。
住宅部 丹羽政雄