現場リポート REPORT

造作工事4



構造見学会も無事終了し、
大工棟梁の造作工事が本格化してきました。

内装で使われる桧、杉は
加子母の造作工場で加工されて
持ち込みます。






おなじみのムラサキ色の七トク運送、
島崎車が到着です。
 


先の便で着いていた
杉板のフローリング材厚さ30㎜。
素足に優しい感触です。



長さ4mあるので
2間(3.64m)の方向には
継ぎ目なしで貼り込みます。

貼り込みが終わると
すぐに養生してしまうので
完成までその姿は隠れてしまいます。

床貼り用ボンドと斜め釘を併用して
留め付けていきます。
 


床養生する前のつかの間の
仕上がり状態を確認しました。

内装の壁天井は
石膏ボード下地がほとんどで
左官か板張りで仕上げます。
 


こちらは浴室の下地ですが、
ユニットバスを設置予定です。

窓側外周部の壁は
防湿のベーパーバリアシート貼りと
防火仕様で厚さ15ミリの
強化石膏ボード貼りとなります。

ボード貼りが終わると
すぐにユニットバスの据付です。

床フロアユニットと浴槽パーツが
搬入~設置されたところです。



サッシ窓の木枠の取付も始まりました。

2階は川辺棟梁の息子、和幸さん担当。



サッシの枠寸法を測ってから枠材を切り、
組合せてから固定します。

外部では第三者機構の
JIO(日本住宅保証機構)の
二次検査が行われました。
 


外部の外装下地を確認します。
 
社内の散水テストでも問題なかったので
自信をもって見ていただきました。
 


内装下地の石膏ボードは防火上は有効ですが
ビスや釘で何かを留めることには
向いていません。

そこで棚板など
後から取り付ける予定の場所には
下地の木板を先付けします。
 


洗面室の裏側から見た下地状況。
 
左上が吊り戸棚、左中がタオル掛け、
左下がカウンター受けの補強板、
右上吊り戸棚の取付ビスが効くように
入れています。
 


こちらは個室のある棚を
付けるための下地板です。

ジグザグな位置にヒントがあります。



石膏ボードで仕上げると下地は見えません。
 


決めた位置につけたものは
雁行する棚板でした。

吹抜けの窓まで続く
猫ちゃんの通り道となる予定です。




東京支店