内装仕上げ
![](/images/sys/resize/780x0/5fbbcf019f4480c6831d88d6d6d6d5b9.jpg)
「城田寺のいえ」は外装工事を終え、
仮設足場が撤去されて
外観がお目見えしました。
仮設足場が撤去されて
外観がお目見えしました。
建物周りもスッキリしましたので、
外部はいよいよ
外構工事に取り掛かっていきます。
外部はいよいよ
外構工事に取り掛かっていきます。
一方、内部は建て方後は
棟梁がコツコツと造作を進めて来ていまして
棟梁がコツコツと造作を進めて来ていまして
夏の暑い日も換気をしながらも
マスクを着用して作業をしてくれました。
マスクを着用して作業をしてくれました。
今回は内装の仕上げの様子を
ご覧いただきたいと思います。
ご覧いただきたいと思います。
内装工事は幅広い作業工程になりますが、
まずは各階の床仕上げです。
まずは各階の床仕上げです。
![](/images/sys/resize/780x0/8a7e156bd3adbdf407ff089779a02624.jpg)
1階の床は
桧や杉のフローリングではなく、
ナラ三層フローリングt=15です。
桧や杉のフローリングではなく、
ナラ三層フローリングt=15です。
傷が付きにくい素材とのご要望から
広葉樹のナラを採用しました。
広葉樹のナラを採用しました。
![](/images/sys/resize/780x0/399481dd0ae6841d2342746319e9c13f.jpg)
張り上がると光沢のある
綺麗な仕上がりになります。
綺麗な仕上がりになります。
幅広の150mmなので高級感もありますし、
お値段も桧の上小節よりも高価になります。
お値段も桧の上小節よりも高価になります。
![](/images/sys/resize/780x0/7d978af4374db07efd0a4890656b2ac8.jpg)
張り上がりを確認したら
すぐに養生をして
次の作業に取り掛かります。
![](/images/sys/resize/780x0/1bae939be670761ad6ec899f506bc481.jpg)
2階のフローリングは
カラーフロアt=12を採用しました。
カラーフロアt=12を採用しました。
「城田寺のいえ」は、
1階の仕様にコストを掛けた分、
2階の仕様はコストを抑えました。
1階の仕様にコストを掛けた分、
2階の仕様はコストを抑えました。
![](/images/sys/resize/780x0/c5e0e8d38b2e11809f9b84ae96d9209f.jpg)
1階の床に合わせて
2階もナラ柄にしましたが、
こちらも光沢があっていい仕上がりです。
こちらも1階と同様、
張り上がりを確認したら
すぐに養生をしていきます。
![](/images/sys/resize/780x0/b06262e007482eda7f43376e615adec1.jpg)
各階のフローリングを張り終えると、
次は階段掛けです。
![](/images/sys/resize/780x0/45eb9b42d1e422357319c9094887c1c2.jpg)
階段材は2階の仕様に合わせて
建材を採用しました。
これもコストを抑えるためです。
建材を採用しました。
これもコストを抑えるためです。
全てスペックの高い仕様にしてしまうと
工事費全体が高価になってしまうため、
工事費全体が高価になってしまうため、
“中島とつくる家”では、
こういったメリハリを付けることは
よくあります。
こういったメリハリを付けることは
よくあります。
階段も掛け終わったらすぐに養生です。
階段が出来るまでは
作業用の梯子で昇降していましたが、
作業用の梯子で昇降していましたが、
階段が出来ると
階段を利用して昇降しますので
特に養生は入念にしなければなりません。
階段を利用して昇降しますので
特に養生は入念にしなければなりません。
![](/images/sys/resize/780x0/e579aa44e5d2ab41289375cdd585920c.jpg)
こちらは押入の壁を仕上げている様子です。
“中島とつくる家”では押入やクローゼット、
また納戸やウォークインクローゼットなど、
また納戸やウォークインクローゼットなど、
杉の赤特という無垢板を張って仕上げます。
![](/images/sys/resize/780x0/f83d6b4e17da0623f65904d2b7bb3c5b.jpg)
板材が湿気を調節することによって、
収納する物をカビや虫などから
守ってくれるという効果があります。
守ってくれるという効果があります。
![](/images/sys/resize/780x0/6a0f23319b5ddd0bd6665c247efb0504.jpg)
こちらは脱衣室です。
脱衣室や洗面所は高野槇を張ります。
脱衣室や洗面所は高野槇を張ります。
高野槇は脂身が多い樹種なので
他の板材より水に強い
という特徴があります。
他の板材より水に強い
という特徴があります。
また、とても香りが良く
入浴後はリラックスした気分に
させてくれます。
入浴後はリラックスした気分に
させてくれます。
![](/images/sys/resize/780x0/d28a1c691e8329d4b5a3f86ed956fd2a.jpg)
内装が板張りでないところは
プラスターボードを張って
仕上げの下地を造ります。
プラスターボードを張って
仕上げの下地を造ります。
窓廻りは採寸してカットしたボードを
ピッタリ張っていきます。
ピッタリ張っていきます。
建て方が終了してから4ヶ月、
断熱材入れ、建具枠、廻り縁、
巾木、造付家具や、和室造作といった、
断熱材入れ、建具枠、廻り縁、
巾木、造付家具や、和室造作といった、
幅広い作業をやってもらいましたが、
大工さんの造作工事はここまでです。
大工さんの造作工事はここまでです。
これは仕様決めの様子です。
![](/images/sys/resize/780x0/896ba36e376a73b57fc24dcfb6a74882.jpg)
水廻りの床、クロス、
左官床、左官壁などの仕様も
お施主様と一緒にひとつひとつ決めます。
パントリーと脱衣室の床は
水に強く掃除のし易い
フロアタイルを採用しました。
水に強く掃除のし易い
フロアタイルを採用しました。
葦柄のフロアタイルは
見栄えも足触りも人気で
これまでも多く採用している柄です。
見栄えも足触りも人気で
これまでも多く採用している柄です。
![](/images/sys/resize/780x0/f76e3353179d1051c7e5cccd6057fdbf.jpg)
キッチンは石目調の
クッションフロアを貼りました。
クッションフロアを貼りました。
当初コルクタイルをお勧めしましたが、
クッション性とコストを優先して
こちらを選択。
クッション性とコストを優先して
こちらを選択。
キッチンに合わせた色柄で
明るい雰囲気になりました。
明るい雰囲気になりました。
2階の壁と天井の多くは
クロス仕上げです。
クロス仕上げです。
クロス貼りに先立ち
プラスターボードのジョイントと
ビス穴にはパテ処理をします。
プラスターボードのジョイントと
ビス穴にはパテ処理をします。
![](/images/sys/resize/780x0/5b972d97809cd48a5dfa9ee28b445905.jpg)
そして各部屋で選んだ柄の
クロスを貼っていきます。
![](/images/sys/resize/780x0/f6b42d69ebf495ff3cc434071daa5cf7.jpg)
一方、左官屋さんも今か今かと
出番を待っていましたが、
ようやくその時が来ました。
![](/images/sys/resize/780x0/fba3a2c50f6124b91f92e079206383f0.jpg)
玄関の床は“中島とつくる家”では
定番の豆砂利洗い出しです。
定番の豆砂利洗い出しです。
モルタルと豆砂利を
一緒に練り混ぜたものを鏝で押さえ、
一緒に練り混ぜたものを鏝で押さえ、
適度に乾いてきたところで
スポンジで優しく表面を撫でるように
洗い出していきます。
スポンジで優しく表面を撫でるように
洗い出していきます。
決して洗い過ぎず、
かつ万遍なく表面を洗うことによって
美しい豆砂利が浮き出てきます。
かつ万遍なく表面を洗うことによって
美しい豆砂利が浮き出てきます。
1階の壁の多くは左官仕上げです。
ここでは中霧島壁ライトを採用しました。
ここでは中霧島壁ライトを採用しました。
火山灰(シラス)が原料のこの素材は
化学物質を含まないので
健康的な室内空間になります。
化学物質を含まないので
健康的な室内空間になります。
また、調湿機能や消臭効果などに
優れているので
常に快適な空気に包まれます。
優れているので
常に快適な空気に包まれます。
![](/images/sys/resize/780x0/07c3a96c4819e0f29c0cac02322fd8d5.jpg)
仕上げのパターンはいくつかありますが、
コテの目仕上げを採用しました。
コテの目仕上げを採用しました。
オーソドックスですが
明るいグレーでソフトな仕上がりの
一番飽きのこない仕上がりです。
明るいグレーでソフトな仕上がりの
一番飽きのこない仕上がりです。
![](/images/sys/resize/780x0/4300afd380f874ba4980d52f1a4db8e4.jpg)
こうして「城田寺のいえ」は
内外装ともに
完成に近づいてまいりました。
内外装ともに
完成に近づいてまいりました。
設備機器や照明器具の取り付けも
順次進められていきます。
順次進められていきます。
次回は外構工事の様子を
リポートしたいと思います。
リポートしたいと思います。
残りわずかとなってきました。
どうぞお見逃しなく!
どうぞお見逃しなく!
設計・監理 小林尚長