内装工事
大工さんの造作工事も終了し、
社内の造作検査も無事クリアしました。
いよいよ内装仕上げに入ります。
笑画家 “wa ga ya”では、
壁・天井の仕上げが
板材・クロス・左官仕上げになっており
板材の仕上げは大工さんの造作工事で
終わっているので、
今回の内装仕上げで
クロス仕上げ・左官仕上げ・
木製建具取付・照明器具・
住宅設備機器設置をしていきます。
1階の一部と2階の天井・壁が
クロス仕上げになります。
大工さんに張ってもらった
プラスターボードにパテ処理をし、
ジョイントの溝・ビス穴を
平滑に埋めます。
パテ材が乾燥したら各室で
選んだ柄のクロスを貼っていきます。
脱衣室とキッチン等の水廻りは
耐水性に優れている
クッションフロアを使用します。
左官工事では
玄関の豆砂利洗い出し、
1階の左官壁仕上げ、
トイレ床タイル張りを行っていきます。
まずは豆砂利洗い出しです。
セメントと豆砂利を混ぜたものを
コテで押さえ、
セメントが硬化する前に
水を含ませたスポンジで
表面を洗い出します。
力加減の難しい作業となるので
熟練の技が必要です。
左官壁はけいそうエコナを使用します。
調湿と消臭の効果があり、
また、色のバリエーションも多く、
とても機能的な左官材です。
左官壁もクロス工事と同様に
パテ処理をします。
ビス穴とジョイントをパテで埋めていき、
ジョイントにはひび割れ防止のために
ファイバーテープを貼ります。
マスキングテープで
巾木・廻り縁等の木部に
汚れが付かないように養生をし、
けいそうエコナを塗っていきます。
笑画家“wa ga ya”のトイレはタイル張りで
床から30mm下がったところが
仕上げ面になり、
下駄を履いて入る形になっています。
給排水の配管があるところは
左官屋さんの職人技により丸く穴をあけ
きれいな仕上がりになりました。
一通りの内装仕上げが完了し、
工事も最終段階に進みます。
木製建具・照明器具・
住宅設備機器の設置をしていきます。
ハウスクリーニングをし、
きれいになったら和室に畳を入れます。
最後は床に
リボス・カルデットを塗装します。
浸透型の自然塗料なので
木の質感をそのままに仕上げられます。
1階床のカバフローリングは
既に塗装済みなので
2階の床と階段、玄関框などを
塗装していきます。
巾木に塗料がついてしまわないように
小さい刷毛で慎重に壁際を塗り、
広い面をコテ刷毛で塗ります。
これにて笑画家“wa ga ya”の
すべての工事が完了しました。
現場リポートも次回が最終回となります。
完成写真を見ていただいて
締めくくりたいと思います。
現場助監督:佐藤祥太朗