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注文住宅

決め手は「人」に惹かれて-S様邸



今回は家族で趣味を楽しむ
S様のお宅におじゃましました。


最初は新しい家がいいというだけで
なにもわかりませんでした



-ギターにドラム、ハンモック・・・。
S様が好きなものがたくさん詰まった
お住まいですが、
最初からこんな家を建てたかったのですか。

ご主人・Sさん
家を建てようと考え始めたのは
実際に建てる5~6年前なんですが、
その頃はただ新しい家がいいというだけで
何のこだわりもありませんでした。

初めての家づくりで、
何もわかりませんでしたから。

奥様・Aさん
特に木の家がいいと
思っていたわけでもありませんが、
いろんな住宅会社をまわって見ているうちに
「木っていいね」と
思うようになっていました。


-S様邸は建て替えでしたよね。
建て替えようと思われたきっかけは
何だったんでしょう?


Aさん
建て替え前は、
30年ほど前に建てられた
私の実家に住んでいました。

2階建てだったんですが、
リビング中心の生活で
2階は普段まったく使っていなかったんです。

掃除するばかりで
もったいないと感じるようになり、
そうじゃない家がいいなぁと
思い始めました。

Sさん
古い家だったので、冬は外より寒いし、
夏は信じられないくらい暑かった(笑)
湿気もすごかったですし、
これから先ずっと
住み続けることはできないと思い、
年齢的にも建てるなら今だと思って
決めました。


-現在のS様邸は広々とした空間が
気持ちいいお住まいですが、
これは「使わない部屋があるともったいない」
という経験から希望されたことなんですね。

Sさん
そうですね。
細かく仕切った家が好きじゃなく、
広い空間でどこにいても
お互いの気配が感じられるような
家にしたいと思っていました。

でも、それがどんな家なのかは
まったく想像できていませんでした。


-建てると決めてから、
どのように住宅会社を探しましたか。

Sさん
ハウジングセンターはもちろん、
いろんな住宅会社の完成内覧会も
近くで開催されるものは全部行きました。

行ってみて気になるところがあったら
その会社まで行ってみて・・・。

遠くても気になった会社には
足を運びましたね。


-中島工務店と出会ったのも
そんな住宅会社めぐりの中だったんですね。

Sさん
そうです。
いろんな会社のモデルハウスを
まわっている中で、
中島工務店の可児モデルハウスも訪ねました。

 

自分の気持ちが100%になったので
決めました



-初めて可児モデルハウスに
来られたときの印象はいかがでしたか。

Aさん
私はひとめぼれでした!
何がというわけじゃなく、
モデルハウスに入った瞬間に
「ここがいい!」と感じたんです。
直感です。

後で思い返してみると、
家そのものもよかったんですが、
そのとき偶然そこにいて対応してくれた
設計の加藤さんの対応も
心地よかったんだと思います。

Sさん
ほかの住宅会社にいくと
「いつ建てられるんですか」
「土地は?」
「予算は?」と
詰め寄られることが多かったんですが、
加藤さんはまったくそんなところがなく、
でも質問すると
とても丁寧に説明してくれて。

自分たちのペースでやりたいと
思っていたので、
とても居心地がよかったのを覚えています。


-でも、すぐに当社で建てると
決められたわけではありませんでしたよね。

Sさん
妻はひとめぼれでしたが、
僕はほかにもいいなと思う会社が
いくつかありました。

一生に一度のことですから、
自分の気持ちが100%になるまでは
どこにも決めたくなかったんです。


-100%になるまで悩まれていた間、
当社の内覧会や勉強会にも
熱心に参加してくださいました。

Sさん
すべてのイベントに行きました。
グランドスラムです(笑)
楽しかったですよ。

実は当時、中島工務店を含む
3社に絞って検討していたんです。

3社のモデルハウスや内覧会に参加しながら
気持ちが90%まで達していても
最後の10%を断ち切るために勉強しました。
-実際に3社を比べてみていかがでしたか。

Sさん
A社はスタイリッシュで素敵でしたが、
建てる人の気持ちより
住宅会社の「作品」という要素が
強いように感じられ、
自分たちの想いが実現できるのか
不安なところがありました。

逆に、B社は
「なんでもやりますよ」という姿勢で
施主の希望をすべて
盛り込んでくれそうだと思いましたが、
実際に建てた家とモデルハウスに
どこかギャップがあるように感じました。

料理に例えると、欲張りすぎて
味がケンカしてしまっているような。

自分たちとしては、
施主の希望を取り入れつつも、
プロとしてのスパイスを
もう少し効かせてほしいなと感じました。
 
Aさん
私たちは素人なので
知らないことがたくさんあります。

たとえ施主の希望でも、
プロとしてやめた方がいいと思うことは
そう言ってほしいですから。


-中島工務店の決め手は何だったんでしょう?

Sさん
「人」に惹かれて決めました。
家をつくるのは人ですから。

特に、営業担当の曽我さんと
出会った日のことは忘れられません。

モデルハウスで開催されたイベントで
初めて会ったんですが、
その場で2時間くらい話し込みました。

話し込むけれど
営業をかけられるわけじゃなく、
家を建てるならこうですよ
という話をしてくれたんです。

「うちで建てなくてもいいけれど
一生に一度のことだから・・・」
とすごく熱く。

この人になら
自分をさらけ出せると感じました。
-家づくりでは
生活スタイルやお金のことなど、
ふつう他人には言わないことを
さらけ出さないといけませんからね。

 
Sさん
曽我さんとは初めて会ってから
何度も何度もいろんな話をしたんですが、
「うちでどうですか」とは決して言わず、
ただよい家を建てるために
どう考えればいいかという
相談に乗ってくれました。

こちらがいいと思っていることでも
「それはないですよ」と
平気で言われました(笑)

聞くだけでも
意見を押し付けるだけでもなく、
うまい具合に僕たちの気持ちを
汲み取ってくれるところが
とてもよかった。

曽我さんだけじゃなく
関わる人みんながそうだったので、
プロのやり方と施主の要望を
うまくミックスしていけると感じました。


-それで気持ちが100%になったんですね?

Sさん
はい!クリスマスに告白しました(笑)

 

お互い言いたいことを言い合って
上手に料理してもらいました



-さて、いよいよ設計です。
いつも楽しそうにされていましたよね。

Sさん
すごく楽しかったです。
毎回「次の打ち合わせはいつだろう」と
待ち遠しかった(笑)

Aさん
私もいろんなことを決めていくのが
とても楽しかったですね。

私は家事動線、特に洗濯のときの動線を
とにかく短くしてほしいとお願いしました。

Sさん
プランを考えるにあたって、
前の家でどんな生活をしていたか
書き出してみたんです。

そしたら、思っていた以上に
リビングを中心に生活していることが
わかりました。

例えば、
仕事から帰ってくる→
上着をリビングの椅子に置く→
出かけるとき、椅子にかかっていた服を着る
みたいに(笑)。

動線の中心がリビングで
使わない部屋が多いことがよくわかったので
リビングを中心に動線がいい
開放的な空間にしたいとお願いしました。

 
-Sさんの趣味にまつわる希望も
多かったかと。

Sさん
僕は趣味がとても多いのですが、
一人で籠ってやるんじゃなく
家族がいる空間で楽しみたい。

なので、ギターはリビングに
掛けられるようにしていただき、
ドラムはスキップフロア部分に。

絶対ほしかったハンモックも
スキップフロアにつけてもらいました。

半地下は、ボクシングとDIYのための
トレーニングルーム兼工房です。
サンドバッグが掛かっていますよ。

写真も好きなので、
カメラやレンズを保管する
防湿庫を置く場所も
つくってもらいました。


-Aさんはドリームノートを
書かれていましたね。
※ドリームノートについては
こちらの記事を参照してください。

Aさん
いいなと思ったものを書き留めたり、
いろんな会社の見学会に行って感じたことを
いいことも悪いことも書いておいたり。

最初はとにかくなんでも書いていたんですが、
そのうち自分が何を大事にしているか
わかってきました。

Sさん
設計を始めてからは
アイディアも書き留めましたね。

打ち合わせ記録のファイルにも、
中島工務店からもらったものだけじゃなく
自分たちがいいと思ったものは
なんでも挟むようにして、
自分たちの気持ちを確認しながら
進めていきました。


-最初にプランを見たときは
いかがでしたか。

Aさん
おぉ~!って思いました。

Sさん
おぉ~って思うんですが、
もらったプランに
自分たちの生活動線を書き込んで考えると
ちょっと違うね
というところも出てきます。

自分でフリーのCADソフトなども使いながら
何度も何度も考えて、
設計の加藤さんに相談しました。

加藤さんとはお互いに
言いたいことを言い合って、
出てきた意見を上手に
料理していただいたと思います。


-工事中は毎日のように
現場に足を運んでくださいました。

Sさん
仕事が終わったら家に帰る前に
まず現場に寄っていました。

土日は朝夕2回
見に行ったりしていたので、
週9くらい行ってましたね(笑)
大工さんともよくお話しました。

毎日どこがどんなふうにできていくのか
よくわかったし、
わからないことがあったら
現場監督や大工さん、曽我さんに聞くと
丁寧に説明してくれたので
なんの心配もありませんでした。


-思いの丈をぶつけた家づくりでしたから、
お引き渡しのときは
喜びもひとしおだったかと思います。

Sさん
すごくうれしかった反面、
もう打ち合わせもないと思うと
寂しかったですね。

そのくらい全身全霊でつくった家なので、
なんの不満も後悔もありません。

Aさん
だから、家ができてからも
いろんなイベントに参加できるのは
とても嬉しいです。

家を建てた人向けのイベントだけじゃなく、
完成内覧会にも行って
「今の家はこんなんなんだ~」と
楽しく見学させてもらっています。

 
Sさん
はじめは「家は買うもの」という感覚で
建売でもいいと思っていたのですが、
中島工務店に出会って
「家はつくるもの」だとわかり、
すっかり家づくりが好きになりました。


天気がいい日にはインナーデッキで
プチピクニックを楽しんでいます



-実際に暮らしてみて、
お気に入りの場所はありますか?

Aさん
動線をよく考えていただいた
物干しからウォークインクローゼットの
間取りはとても使い勝手がいいです。

洗面所を広めにつくって
部屋干しできるようにしてもらったのが、
とても使いやすい。

造作でつくっていただいた
キッチンも気に入っています。

Sさん
広いから冷暖房の効きがどうかなと
思っていましたが、
全然大丈夫でした。

前の家で使っていたエアコンを
そのまま付けたので
これだけの空間を
カバーするものじゃないんですが、
問題なく効いています。

冬もペレットストーブ1台で
全然寒くありません。

これは思っていた以上に
よかったところですね。
-お引き渡し後に
お子さんが生まれました。


Sさん
ぬくもりがあって大好きな杉の床が、
日に日に怪獣にやられていく(笑)
最初は床がへこむ以上に
僕がへこんでいましたが、
今はこれもいいかなと
思うようになりました。

日焼けして飴色になったり、
傷が残るのも味わいなんだなと。

 
Aさん
最近は2階のインナーデッキで
子どもとプチピクニックを楽しんでいます。

天気がいいけれど
外に出かけるほどでもないかなという日に、
敷物を広げてお弁当を食べるんです。

デッキの周囲が囲まれているので、
まわりの目を気にせず
のんびりと過ごせる幸せな時間です。


-最後に、これから家を建てる人たちに
家づくりの先輩として
アドバイスをください。

Sさん
家づくりには大事にしたいことが
たくさんありますが、
僕たちは最後は「人」で選びました。

どんなに優れた性能もデザインも、
実際につくるのは人ですから。

自分たちの想いを一緒に
カタチにしていける人と
つくっていけるとよいと思います。