現場リポート REPORT

外壁左官工事

今回は外壁用左官材・そとん壁についてのリポートです。
加子母子屋の一番の特徴となる部分です。
 

まずは、内壁と外壁の間に通気層を確保するために
通気ラスと呼ばれるシートと金網が一体になったものを貼ります。

ラスを貼ることで、左官材を固定するほか
クラック(ひび割れ)を減らすことができます。


ちなみに、そとん壁とは皆さんご存じでしょうか?
正式名称は「スーパー白洲そとん壁W
高千穂シラスという会社で取り扱っています。
 

原材料は「シラス」と呼ばれる、火山のマグマが
岩石になる前に粉末になった物質です。
調湿性・防水性・長寿命・高耐候性と高性能な自然素材です。
 
 
これからそとん壁を2回に分けて塗っていきます。
 
 
下地材は超微細なシラス粒子でできています。
そのため、雨水は通さないので防水機能を備えています。
 

乾いたら次は上塗り材を塗っていきます。
 

下地材より粒子が大きいです。

が・・・、

重力と相まって、雨水が表面へ逃がす構造になっています。
 

そのおかげで建物内への結露やカビの被害を防ぐのです!
 

きれいに塗り終えました!
 
自然素材の材料なので、無垢の木材ともうまく調和しています。


外観は住宅の顔と表現されます。
 
近日中には足場が解体されますので、

加子母子屋の顔を実際に見学してみませんか?


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