現場リポート REPORT

屋根板金工事



前回までは建て方工事の後半、
屋根下地と断熱材の施工を見て頂きました。
 
現場では二段面の断熱材の上に合板を貼り、
次の屋根下地までが完了しました。

続く屋根板金工事は
特殊防水シートの施工が始まりました。
何が特殊なのか見てみます。

 


屋根下地に
タイベックルーフライナーを敷くのですが
これに特殊な樹脂を貼付けたものが
エアギャップシート厚さ10㎜です。

ルーフライナーと一体化した製品です。

鋼板屋根との隙間をつくり
音の緩衝にしたり
結露除けに通気を確保します。

スターターを軒先端部分に固定します。
(黒い部材)
 


横手に重ねて貼りながら棟へ向かいます。
 
屋根鋼板は時期によって
放射冷却により結露するので
通気があると効果的に湿気を排出できます。
 


前面に敷き込みが完了しました。
そして板金屋根を貼っていきます。



ガルバリウム鋼板の施工が始まりました。

北側の屋根は最大10mに及ぶ長さです。
継ぎ目無しに工場で加工したものを
搬入しました。

現場近くが大きな国道なので
長さが10mでも難なく
現場へ到着することができました。
 


縦ハゼを重ねて繋いでいきます。

手前に通気逃がしの切り込みが見えます。



葺きあがりました。

切り込みのあった頂部は
板金の通気笠木で仕上がりです。




屋根工事は無事に完了しました。




東京支店