大工工事
7月の土台伏せから始まった
大工工事も11月に入り完了しました。
大工さんの仕事は
外部では外装仕上げの下地造り、
外部木部の仕上げ。
内部では下地造り、ボード張り、
天井・床・壁などの木部仕上げ。
多くの仕事があり、
長い月日をかけてコツコツと
仕上げていかないといけない
とても重要な工事です。
外装での大工仕事は
前々回の外壁工事で紹介した
外壁仕上げのための下地(胴縁)を
打ち付けます。
軒裏の仕上げは
杉の赤身の幅広の羽目板(赤特)を使用し、
大工さんが必要な長さに揃え、
杉の赤身の幅広の羽目板(赤特)を使用し、
大工さんが必要な長さに揃え、
真鍮釘(しんちゅうくぎ)で
打ち付けていきます。
打ち付けていきます。
ここまでが外部の大工工事になります。
外部が終わると、
内部の天井の仕上げに
取り掛かっていきます。
天井は1階のリビング・廊下・玄関に
杉の板張りをしていき、
一枚ずつ慎重に仕上げます。
1階の和室・トイレ・脱衣室、
2階はクロス仕上げとなっているため
クロス下地のプラスターボードを貼ります。
ボードビスを決められたピッチで打ち付け、
貼っていきます。
天井の次は床張りです。
1階はカバのフローリングを
張っていきます。
弊社では桧・杉の床板が標準ですが
「笑画家 “wa ga ya”」では
カバ材を使用します。
カバ材はとても頑丈で、
経年変化が起きにくいため、
新築時の美しさを
長年楽しむことができます。
「笑画家 “wa ga ya”」では
カバ材を使用します。
カバ材はとても頑丈で、
経年変化が起きにくいため、
新築時の美しさを
長年楽しむことができます。
ボンドと又釘で張っていき、
養生しながら進めていきます。
柱の際は切り欠いて
はめ込む形で仕上げます。
養生しながら進めていきます。
柱の際は切り欠いて
はめ込む形で仕上げます。
2階の床は
桧の節板で仕上げます。
1階の床板と同様に仕上げていきます。
こちらは窓枠です。
弊社では既製品の枠材を
使うことはありません。
トメで納めていきます。
トメとは縦と横の枠を45度で合わせて
組んでいくことを言います。
組んでいくことを言います。
トメは見た目が美しく仕上がりますが、
とても高度な技術が必要になるため
大工さんの腕の見せ所です。
とても高度な技術が必要になるため
大工さんの腕の見せ所です。
こちらは階段の加工状況です。
まずはササラ桁から取り付けていきます。
まずはササラ桁から取り付けていきます。
これに踏板と蹴込板を
はめ込むための溝を加工します。
はめ込むための溝を加工します。
踏板と蹴込板を掘ってある
溝にはめ込んでいき、
裏側からビスで固定していきます。
こちらは押入になります。
赤特を真鍮釘で張っていきます。
細かい造作が済んだら、
壁のプラスターボードを張っていきます。
壁のプラスターボードを張っていきます。
内装は左官壁とクロスが
メインの仕上げになるので
下地はプラスターボードになります。
メインの仕上げになるので
下地はプラスターボードになります。
プラスターボードを天井と同様に
貼っていきます。
貼っていきます。
内部の大工工事が一通り終わると
最後に濡れ縁の設置です。
リビングから出られるようになっています。
以上で大工工事が終了しました。
大工さんが現場に入ってから4か月弱
コツコツと仕上げてもらいました。
大工さんが現場に入ってから4か月弱
コツコツと仕上げてもらいました。
現場もいよいよ完成に向けて
仕上げの工程に突入します。
仕上げの工程に突入します。
現在、左官・クロス・建具の
職人が現場に入り、
完成に向け工事を進めております。
職人が現場に入り、
完成に向け工事を進めております。
次回は左官・クロス・建具の
工事の様子をリポートしていきます。
工事の様子をリポートしていきます。
お楽しみに!
現場助監督:佐藤祥太朗
現場助監督:佐藤祥太朗