現場リポート REPORT

外壁工事

「笑画家“wa ga ya”」は
外壁の工事を順調に進められ、
外部仮設足場を
撤去することができました。

今回は外部仮設足場撤去までの
外壁工事をリポートしたいと思います。


「笑画家“wa ga ya”」の外壁仕上げは
2種類あります。

北、東、南面はK2モルタル下地の
ジョリパット仕上げです。
西面が窯業系サイディング張りです。




まずは、K2モルタル下地の
ジョリパット仕上げを説明します。

耐力目材に貼った透湿防水シートの上に
胴縁(木下地)を取り付けます。

胴縁は土台から入ってきた
空気を軒から抜くための
通気スペースとして取り付けます。



その上にラス下地を張り付けます。

ラス下地なしでは、
モルタル下地のくっつきが悪く
塗ることができません。

ラス下地は
金網と防水紙が一体化したもので
これを胴縁に張り付けていきます。



ラス下地にモルタルの下塗りをします。

下塗りが終わると上塗りを行います。



上塗り時に
ファイバーネットを伏せ込みます。

ファイバーネットは外壁の
クラック防止のために使用します。



ここまでが下地の工程で
これより仕上げの工程に入っていきます。

まず、始めに下地面に
シーラーを塗布します。

シーラーの工程を省いてしまうと
密着不良などの問題が
発生してしまうので
必要となってきます。

シーラー処理後は48時間以内に
施工を完了しないといけません。

その間に雨が降ってしまうとダメなので
晴れの日が続くときに施工します。


次に主材の下塗りをします。
金ゴテで平滑に塗っていきます。



最後に仕上げ材のジョリパッドを
塗っていきます。

ジョリパッドは
耐火性・遮光性・遮音性に優れており、
太陽光による色褪せにも強く、
その仕上がりを長く美しく
保つことができます。

最後は金ゴテで押さえて仕上がりです。



次はサイディングです。

サイディングは板状の外壁材になります。

デザインのバリエーション多く、
耐火性にも優れており、
最近の一般住宅で最も普及している
外壁材になります。

まず、透湿防水シートを貼った外壁に
胴縁を留め付けていきます。

この胴縁も通気のために取り付けます。



サイディングを必要な長さにカットし、
釘で留め付けます。



サイディングを張り終えたら、
ジョイントや天井などの隙間を
コーキング処理し、完了となります。



外壁の仕上げが完了し、
ついに仮設足場撤去の日になりました。

「笑画家“wa ga ya”」全貌のお披露目です。

美しく、格好の良い外観に
仕上がりました。




こうして、外装工事は終了しました。

内装工事も完成に向けて
着々と進んでいます。

次回からは内装工事を
リポートしていきたいと思います。

お楽しみに!



現場助監督:佐藤祥太朗