左官・タイル工事
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「八千代の家」では前回までに外壁部分の左官工事が完了しました。今回は内部の左官工事及び、タイル工事の様子をリポートします。
1階の壁面(トイレ、リビングダイニング、キッチン、廊下)と1階の天井面(トイレ、廊下、浴室)の仕上げには、漆喰と呼ばれる材料が塗られます。
漆喰は消石灰を原料に、糊・砂・すさ(亀裂防止に藁くずなどが入った材料)を水で混ぜた自然素材です。高い調湿性を持っているのが特徴です。また、昔から住宅やお寺で使用され続けている日本ではなじみの深い材料です。
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漆喰を塗る壁面の下地には、石膏ラスボードと呼ばれる、塗壁用のボードを貼っていきます。
写真中央の壁面の白い材料です。写真では分かりづらいのですが、表面は材料の付着性を高めるためのくぼみがたくさんあるのが特徴です。
ラスボードには、写真のようなくぼみのある型押しラスボードと、くぼみの無い平ラスボードがあります。
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写真はリビングダイニング部分です。
下地のラスボードの上に仕上げの漆喰材が塗られました。表面は少しコテの跡を残した風合いに仕上がりました。
続いてタイル工事の様子をリポートします。
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写真は、浴室の壁部分にタイルを貼るための、木ずりと呼ばれる塗り壁に用いる下地材です。
この上からフェルト紙、金網ラスを貼り、モルタルを塗り、タイルを貼ると言った流れで施工します。
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施工中の様子です。写真は洗面脱衣室から浴室方向を見ているものです。
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浴室タイルの施工が完了しました。使用したのは平田タイルさんの二丁掛けタイルです。
二丁掛けタイルとは、108mm×60mmのレンガの小口(小さい方の面)の2枚分のサイズの事を言います。
続いて玄関部分のタイル工事を紹介します。
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写真は玄関の土間部分です。こちらも浴室と同じく、平田タイルさんのタイル「ショコラ」と言う商品を使用しました。
玄関の基礎コンクリートの上にバサモルタル(水気の少ないモルタル)を敷き込み、ある程度平らに均します。硅砂、セメント、混和剤を混ぜた材料を敷き、圧着を良くするためにコテで波目状を作り、タイルを置いていきます。
水平器でレベルを見て、ゴムハンマーで不陸を調整しました。タイルとタイルとの目地にはトロトロとしたセメント系の目地材を流し込み、スポンジで余分なセメントを拭き取り完了です。
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こちらは玄関ポーチ側の写真です。タイルは玄関中側と同じ物を使用しています。外壁の白色とタイルの色がピッタリだと思いました。
次回はお施主様と行ったDIY塗装工事の様子をリポートします。
東京支店 今井拓磨
東京支店 今井拓磨