現場リポート REPORT

断熱・気密工事


「笑画家 “wa ga ya”」では
外装の仕上げが完了し、
内部の工事も順調に進み
完成に向け、順調に進んでおります。

今回は、断熱・気密工事の様子を
リポートしていきます。


床断熱はアクリアUボードピンレス
厚み80mmを使用し、
写真のように土台、大引き間に
敷き込んでいきます。

断熱の下側に不織布が貼ってあり、
それをタッカー針で留め付け、
隙間なく敷き込んでいきます。



敷き込みが終わると、
床合板を張り込んでいきます。



壁断熱は
アクリアウール厚み120mmを使用し、
外壁に面する壁に隙間がないように
充填していきます。

その上から気密シートを
両面テープで貼り上げていき、
ジョイントや隙間を気密テープで
確実に空気の通り道をふさいでいきます。



天井断熱は
アクリアマット厚み155mmを使用し、
2階天井・屋根、下屋根部分に
敷き込んでいきます。

天井の下地組みの上に敷き込んでいき、
壁断熱同様、気密シートを張っていきます。



浴室周りも断熱を施工します。

基礎の土台、立上り部に
スタイロフォームを敷き込み、
発泡ウレタンで隙間をふさぎ、
壁、天井も他と同様に
断熱材、気密シートで施工していきます。



断熱材は見えなくなってしまうところですが
とても重要な部分です。

ですので、弊社では
施工後に社内検査を行い、
断熱材が確実に充填されているかを
確認します。

また、断熱に気密をプラスすることにより
コンセント周りや壁など、
わずかな隙間からの外気の侵入を
遮断しなければなりません。

建築費は高くついてしまいますが
冷暖房費用の節約にもなり、
今後暮らしていく上での
ランニングコストが抑えられるため
トータルで考えるとメリットが多いです。

快適で、長く暮らせる家づくりをするために
とても重要な工事だといえます。


次回は大工の造作工事をリポートします。

どうぞお楽しみに!



現場助監督:佐藤祥太朗