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注文住宅

三世代で暮らす-N様邸



今回は三世代で同居されている
N様宅におじゃましました


結婚を機に家を建てると
決めていました




-ちょうどお引渡しの頃に生まれた
上のお子さんが5歳になったんですね。


 
ご主人
その後、下の子も生まれて、
父と母も含めて
家族6人の暮らしになりました。

奥様
本当に退院と引渡しがほとんど同時でした。
初めての子育てを
こんないい家でやらせてもらって
ありがたいと思っています。

 
-Hさんは結婚を機に家を建てると
決めていらっしゃったとか。

ご主人
はい。
妻には「嫁ぐときには
何も持ってこなくていいよ」と
言いました。

お父様
前の家は三世代で住むには小さかったので
「嫁さんができた!建てるぞ!」
という気持ちでこの土地を買いました。
 
お母様
結婚するときにNちゃん(奥様)の
「同居がいい」という一言があったから、
こんなふうに三世代6人で暮らす家が
実現したんですよ。



-N様邸は玄関も
キッチン・浴室などの水まわりも
すべて一緒の完全同居スタイルですが、
初めからこうしたいと
考えていたのですか。

ご主人
初めからそう思っていました。

妻の実家も二世帯同居だったので
抵抗がなかったというのもあります。

お母様
同居してても台所が別なんていう話を
よく聞きますが、
Nちゃん(奥様)と二人で
「まったくムダだよね」って。
 
ご主人
それぞれの家庭に
それぞれの考え方があるので
二世帯住宅という選択肢も理解できますが、
私たちの中には別の世帯にするという
プランはありませんでした。


-当社とのご縁はNさんのご実家の
離れを建てさせていただいたことでした。

ご主人
妻の実家に行ったときに
設計の加藤さんがたまたま訪ねてきていて
初めてお会いしました。

そこで中島工務店のカレンダーを
見せてもらったのをきっかけに、
家づくりの相談が始まりました。



家族みんなが希望を出し合って
プランに臨みました




-プランにあたって
どんな要望を出されましたか。

ご主人
家族が帰ってきたときに
必ずキッチンを通るようにしてほしいと
お願いしました。

子どもが大きくなって
顔も合わさず部屋にこもるような状況は
つくりたくありませんから。

お父様
私はずっと大屋根の家がいいと思っていて
そうお願いしました。
それから掘りごたつ。

奥様
掘りごたつはじいちゃんの夢だったね。

お父様
家族もお客さんも、
みんなでこたつに足を突っ込んで
わぁわぁ言えるのがいいかなと。

座敷に通すなんて
本当に改まったときだけじゃないですか。

だったらリビングに
大きな掘りごたつを置きたい。


-確かにとても居心地がいいです。

奥様
大きな柱や梁が見えるのも
開放感があっていいですよね。

中島工務店の内覧会でよく見て、
そんな雰囲気がいいと思っていました。
 
お母様
私は家の中にモノが
たくさん置いてあるのがイヤなので、
前の家で使っていた水屋などが
すべて収まる納戸を
つくってもらいたいとお願いしました。

ご主人
生活は家族6人みんな一緒ですが、
リビングにいれば両親の部屋を
意識しなくていいようにしたい
というのもありました。

私たちはよくても、
友だちなどが来たときには
どうしても気を遣ってしまいますから。
 


-設計期間が2年ほどありましたが、
その間ほとんどすべての
完成内覧会にお越しいただきました。

奥様
実際に建てるとなると
それまでとは違う視点で
家を見るようになりました。

玄関の上に欄間が
ある家とない家があるねとか、
細かいところまで
たくさん見て考えました。

ご主人
土壇場で変えたのが
キッチンのワークトップです。

人工大理石にするつもりだったんですが、
内覧会でステンレスのキッチンを見て
それを選んだ理由も聞くことができて、
とても納得できたのでうちも
ステンレスにしよう!となりました。

 
-工事中もよく現場を
見に来ていただいたと聞いています。

ご主人
私は職場が近くだったので
毎日昼休みに来て、
棟梁と一緒にお弁当を食べていました。

どこまで進んだか気になるので
「今日どうですか」って聞きながら。

お父様
私も毎日来て全部写真に撮りました。

 

広くて両方から行き来できる
キッチンが使いやすい



-入居されて5年になりますが、
実際に暮らしてみていかがですか。

奥様
こうしてもらえばよかった
というところがまったくありません。

打ち合わせ中、気になったことがあると
すぐに加藤さんに伝えていたのが
よかったのかな。

伝えたところはすぐに変更してもらえて
それが積み重なった結果がこの家だから
住みやすいんだと思います。

ご主人
ひとつだけあるとしたら
“スズメのお宿”になっているところかな。

去年だけでスズメの巣が
4つできました。

お父様
外壁の塗り直しなどで足場を組んだときに
対処してもらえたらいいなと思っています。
 


-特に気に入っているところはありますか。

お父様
全部です!
私たちの部屋も友だちに羨ましがられます。
 
お母様
私たちの居場所として、
クローゼットと寝室、テレビを置いている
6帖の部屋、それに広縁があるんですが、
子ども世帯と同居している友人が
「このくらいあるといいね」と言います。

ご主人
要望した通り、
リビングにいるとすぐ隣に
おじいちゃん・おばあちゃんの部屋がある
とは思えませんが、
キッチン側と縁側と
両方からつながっているので
子どもたちが行ったり来たり
しやすくなっています。

子どもが庭に出ていても
両親の部屋からも様子が見えるので
安心ですし。

やっぱり子どもが
おじいちゃん・おばあちゃんと
一緒に居られるのっていいですね。

私たちも気軽に「お願い」と言えます。


-大きな吹き抜けがありますが、
寒かったりしませんか。

ご主人
そんなに冷えることがなくて、
冬でも10℃以下になることは
まずありません。

お母様
吹き抜けに洗濯物を干すと
よく乾くんですよ。

天気の悪い日でも
朝干すと夕方には乾いています。

奥様
コンセントがたくさんあるのも
すごく使い勝手がよくて気に入っています。

設計中に「コンセントを
多めにしてください」ってお願いしたら、
必要かもというところに
どんどん書き足してくれて・・・。

どのくらいつくっておくといいのか
わからなかったんですが、
実際に暮らしてみると
とても使いやすいんです。

お義姉さんにも
「いいなぁ」って言われました。





アマチュア無線、絵、畑、着物・・・
それぞれに楽しんでいます



-三世代完全同居はやりたいと思っても
なかなか踏み出せない人もいると思います。
秘訣はありますか。

ご主人
三世代みんなが仲がいいから
やれることだと思います。

同じ家に住むのなら
透明性のある関係でいることが
大事だと思いますが、
そうはいってもそれぞれの家庭に
それぞれの考え方があることですから、
これがアドバイスになるかどうかは
わかりません。

お母様
この家ができたと同時に
息子が世帯主になりました。

私たちの世代でも親が元気だと
まだ引き継いでもらえず、
自分の代がなくて寂しいという人もいます。

上の者が譲っていくことも
大切なんじゃないでしょうか。

ご主人
早いうちからよく考えてもらい、
いずれは引き継ぐものと思っていました。

父と私のあいだでは
そのタイミングがちょうど
家を建てたときで一致していたんです。

お父様
ちゃんと同じ方向を向くように
話をしていましたから。

価値観がまったく違っていたら、
こんなにうまく一緒には
暮らせなかったかもしれません。

奥様
仲が悪かったら居場所がないくらい、
1日何回も顔を合わせますから(笑)

お母様
私とNちゃん(奥様)は
1日中一緒にいて、
友だちより誰より
一番この二人でしゃべってる。

それがいいのかも(笑)
 


-こうしてお話を聞いていても、
本当に楽しく暮らしていることが
伝わってきます。

ご主人
みんな多趣味だから、
それぞれ趣味を楽しんでいます。

私はアマチュア無線をやるので、
アンテナケーブルを引くための
穴がある趣味室をつくりました。

妻はそこで絵を描きます。

父は家庭菜園が好きで、
母は着物を縫ったりしていますね。

お母様 
着物も縫いますし、
古い着物の生地を使って
ジャケットやぬいぐるみなど
小物をつくったりしています。

それができるように
私たちの部屋の広縁は
だいぶ広めにつくってもらいましたから。

ご主人
みんなでバーベキューすることも多いね。
車庫で(笑)


-見晴らしのいいお庭があるのに
車庫ですか???

お父様
車庫が一番いいんですよ。
急に雨が降ってきても
さっと中に入れる(笑)

奥様
台風のときにもやったよね(笑)

お母様
シャッターおろしちゃってね(笑)

お父様
しまったなー、
車庫に換気扇つければよかったなぁって。
煙でモクモクになっちゃった(笑)


-本日はありがとうございました。
最後に、これから家を建てる人に
アドバイスをお願いします。

ご主人
この家の床は5年で
2回塗り直していますが、
中島工務店のような
無垢の木の家に住むなら
メンテナンスを自分で
しっかりプランしていくことが
大事だと思います。

家は建てて終わりじゃありません。

家に限らず、どんなものでも
使いながら寿命を延ばしていくのが
使用者の務めだと思いますが、
特にこのような家は住み始めてからも
自分で面倒をみていくことが大切です。

床塗りみたいな自分でやれることは
やってみると愛着も増しますよ!