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注文住宅

手づくりのもので暮らしていきたい-M様邸



今回は2016年に新築された
M様邸におじゃましました。



いろいろな会社に相談して
中島工務店にめぐりあった



―庭にDIYで枕木を敷いているんですね。
入居されてから1年ですが、
畑も広がって暮らしを楽しんでいる様子が
伝わってきます。


ご主人・Kさん
DIY真っ最中なんですけど、
意外とたいへんで腰が痛いです(笑)。

でも自分でつくるって楽しいですよ。

奥様・Mさん
軒下で干し柿や梅干しをつくりました。
いろいろなものを手づくりしたくて
この家を建てたので、
願いが叶ってとても幸せです。


―最初から深い軒を希望されていましたね。
ずっとそんな家に暮らしたいと
思っていたのですか。

Kさん
僕たちは結婚した当初から
とにかく家がほしくて、
中島工務店と出会うまでの
3~4年の間に3回
他社で契約寸前までいきました。

ただ、その頃は
今とは全然違う家を考えていました。

Mさん
結婚当初は新婚旅行で見た
プロヴァンス風の家に憧れて
そんな家を探していました。

その後、子どもが生まれると
皆がよく建てているような家が
子育てしやすいのかなと思うようになって
大手住宅メーカーと契約しそうに。

でも私たちの予算では
希望の家は建たないと言われて
「だったら無理して買わなくてもいい」と
思ってやめました。

Kさん
当時はものすごく家が欲しかったので、
その後も大手住宅メーカーを見て
回ってまた別の1社と契約しかけたんですが
そこも結局僕たちの予算に合わせて
提示されたプランに
納得できなくて取り止めました。


―そこからどうして現在のような考え方に
変わってきたのですか。

Mさん
子どもが大きくなるにつれて
どういうふうに育てたいかが
はっきりしてきたんです。

自然豊かなところで、
食べ物はできるだけ手づくりで・・・など
日々の暮らしを大切にしていきたい
と思うようになり、
四季が感じられる家がいい
と思うようになりました。

深い軒がいいと思うようになったのは、
その頃契約寸前までいったログハウスで見た
深い軒のある大きなデッキが素敵だったから。
外で季節を感じながらごはんを食べたり
できたらいいなと思って
はずせない希望になりました。

Kさん
軒が深いのは日本建築の特徴ですよね。
それで在来工法の和風の家にしようと
決めました。

それが初めて中島工務店を訪ねた頃です。


 

自分たちのための提案



―M様はご親戚が
中島工務店で働いている関係で
当社を知っていたんですよね。
でも、それまでモデルハウス等を
見に来られたことはありませんでした。

Mさん
中島工務店は純和風の家しか
建てていないと思い込んでいたからです。
それがそうでもないらしいと知って
ホームページや親戚の家にあった
カレンダーを改めて見てみると、
和風でありながらも
現代的でおしゃれな家を
たくさん建てているとわかりました。

それから水と緑の勉強会に参加して
「めっちゃいい」と思って
中島工務店に決めました。


―水と緑の勉強会の
何がよかったのでしょう。

Mさん
大黒柱の森での伐採見学から始まって、
製材所、プレカット工場と順番に見学し、
山の木が家になるまでの流れが見えました。

それがすごくしっくりきたんです。

大手住宅メーカーの勉強会で
外国産の木を使っていると聞いて
「日本にはこんなに木があるのに
どうして外国から?」と疑問に感じ、
身近な木で建てたいと思っていたのですが
中島工務店の取り組みが
その気持ちとつながりました。
水と緑の勉強会2014春にて


―それから完成内覧会に
たくさん参加してくださいました。

Kさん
いろいろな家を見せていただく中で、
それまで話をしてきた住宅メーカーと違って
施主の要望を聞いてくれることが
わかりました。

それまでの住宅メーカーでも
希望は聞いてくれるのですが、
融通が利かず
すぐお金の話になってしまって。

Mさん
ほかの住宅メーカーではまず予算を聞かれて
その会社の規格の範囲内で
予算に合わせた提案があり、
そこに私たちの希望を足していく
という順番でした。

でも、そうやって提案された家は
私たちがほしい家ではないので
「いりません」となります。

中島工務店の営業さんは
「こんな家がほしい」という
私たちの想いをまず聞いてくれて、
予算内でその希望を
できるだけ叶えるために
何を優先して何をあきらめるかを
私たちに問いかけてくれました。
 
Kさん
初めて自分たちのために
提案してくれていると感じられ、
気持ちよく「ここで建てたいな」と思える
運びでした。

Mさん
もちろん中島工務店と出会う前は
私たちの暮らし方の希望が
明確でなかったせいもありますが、
「こんな暮らしがしたい」という
私たちの気持ちに寄り添ってくれたのが
中島工務店にお願いする
決め手になりました。



住んでいるような感覚で検討できた



―上のお子さんが
幼稚園に入った頃に土地が決まり、
具体的なプランが始まりました。

プラン前には先ほど
お話しされていたような四季を感じる、
軒が深いなどの要望を出されたのですか。

Mさん
大きな要望としてはその2つと、
窓を開けて暮らしたかったので
風通しがよいこと、
それに気になっていた家相にも
配慮をお願いしました。


―最初のプランを見ていかがでしたか。

Kさん
家相への配慮が不十分で残念でした。
私たちが家相に
とてもこだわっていることが
きちんと伝わっていなかったんだと思います。

改めてそれを伝えたら
2回目のプランは納得できるものになり、
そこから細かいところを
相談していきました。

―設計にはじっくり時間をかけましたが、
たいへんではありませんでしたか。

Mさん
設計中はずっと楽しかったです。
生活に直結した具体的な話をしながら
進んでいけたのがよかったと思います。

「買い物してきて、車から降りたら
ここで荷物を下ろして」とか、
「玄関から入ると
まずこの壁が目に入るから、
この壁で印象が決まる」というように、
まるでもう住んでいるような感覚で
日常生活の行動をひとつひとつ確認し、
それが図面になっていきました。

Kさん
おもに長久手Studioで
打ち合わせをしましたが、
片道1時間のドライブも
楽しかったですね。

行きはその日の
打ち合わせ内容について相談し、
帰りはその日聞いたことについて
話し合って。

道中で話がまとまることも
多かった気がします。
 
Mさん
契約した後、もう行けないのかと思うと
張り合いがなくなってしまいました(笑)

Kさん
じっくり時間をかけて
打ち合わせをしたからこそ、
納得できる家になったんだと思います。

僕たちは自分たちの暮らしを
自分たちでしっかり考えたかったので、
ペースが合っていました。

―工事中もよく現場に来られましたね。

Mさん

近くに住んでいたので
毎日10時と3時に見に来ました。

棟梁と一緒にお茶を飲みながら
「今日はここができたぞ~」と教えてもらって
我が家ができていくプロセスを
ひとつひとつ見せていただきました。

今、完成した家に住んでいても
つくっていた当時の様子を思い出します。
プロの仕事だなと感じましたし、
感謝する気持ちが増しました。



思い描く暮らしを
ひとつひとつ実現していきたい



―入居して1年、
願っていた暮らしは実現していますか。


Mさん

イメージしていた生活そのままです!
設計のときから住んでいるような感覚で
考えてきたからか、
入居して半年も経たないうちに
ずっと前から住んでいるような
気持ちになりました。

Kさん
風通しがよくて
家の中にいても季節が感じられ、
深い軒があるので
雨の日もカンカン照りの日も
外で過ごせて気持ちがいいです。

Mさん
食べることと生活って
直結していると思うので、
できるだけ手作りのもので
暮らしていきたいというのが
私たちの願いです。

軒下で梅干しや干し柿をつくったり、
庭の畑で野菜をつくったり、
子どもたちと一緒に
こんな暮らしができてとても嬉しいです。

朴の木(手前)と畑
―本当に実現したい暮らしが
はっきりしていますね。
これからやりたいことも
いろいろあるのではありませんか。


Kさん

今もDIYをやっていますが、
庭をもっと充実させていきたいです。

ピザ窯をつくろうと
計画しているんですよ。

大きなものは中島工務店に
お願いしようと思っていますが
自分たちでやれることは
少しずつでいいので
自分たちでやっていきたいです。

Mさん
家が完成したときに、
私たちのたっての願いで
朴の木を植えてもらいました。

大きくなったら
朴葉寿司と朴葉味噌をつくりたいと思って!
ほかにも実のなる木を増やしていって、
四季の変化と食を
楽しみたいと思っています。


―M様はいろいろな住宅会社との
紆余曲折を経て、
理想の暮らしにたどり着きました。
これから家を建てようと思っている人に
アドバイスをお願いします。


Mさん

こんなふうに暮らしたいという
イメージを持つことが大切だと思います。
家事動線、子どもとのかかわり方、
家族とのかかわり方など
人によって大切にしたいものは
異なると思いますが、
自分にとって大切なもの、
叶えたい暮らしをイメージすると
いいのではないでしょうか。

そのイメージがあった方が
納得できる家ができると思うんです。
中島工務店にそれを伝えれば
きっとカタチにしてくれますから。

Kさん
イメージを持つためにも
完成内覧会にはできるだけたくさん
参加するといいと思います。

家づくりを考え始めた頃、
プランに向かう頃、
詳細打合せの頃と
家づくりのステップが進むごとに
見たい内容も変わってきます。

私たちも漠然としたイメージを
具体化するときに
内覧会はとても参考になりましたので
きっと役に立つと思います。