お客様の声 VOICE

注文住宅

取り組みに魅力を感じて-S様邸



今回は2014年に新築された
S様邸におじゃましました。


産直住宅・完結型林業に共感



-お引き渡しのときに
小学校1年生だった一番上のお子さんが
もう4年生とは・・・!
時が経つのは早いですね。

 
ご主人・Mさん
この家で暮らし始めて
もう3年が経ちました。
入居後に4人目も生まれて、
にぎやかな毎日を過ごしています。

奥様・Tさん
お友だちが来ると
今でも「木の香りがするね」って
言われるんですが、
私たちはもう慣れてしまって
わかりません(笑)

遊びに来たお友だちが居心地がよくて
なかなか帰りたがらないんですよ。
やっぱりいい家なんだなと思います。


-S様は、最初に2週続けて
可児モデルハウスLITTLE KASHIMOに
来場されたのが印象的でした。

Tさん
1週目は家族だけで、
2週目はおじいちゃんも一緒に行きました。

おじいちゃんに
「中島工務店で建てることに決めた」と
伝えたかったので。
-その1年ほど前に一度だけ
完成内覧会にお越しいただいていますが、
それから1年も経ってから、
しかもモデルハウスをたった1度見ただけで
当社に決められたのには驚きました。

Mさん
僕が中島工務店を知ったのは、
中島工務店で家を建てた
内田樹先生のブログがきっかけでした。

内田先生のファンなんです。

それがちょうど家をどうしようか
考えていた頃だったので、
ネットで中島工務店の完成内覧会を
見つけて行ってみたんです。

でも、まだそのときは
戸建と決めていたわけじゃなくて
マンションや実家に同居という
可能性もあったので、
見せてもらっただけでした。

Tさん
1年後、戸建を建てると決めたときに
改めてLITTLE KASHIMOに行きました。

そのときはもう
「中島工務店にしよう」と
決めていましたね。

Mさん
中島工務店の産直住宅や完結型林業という
取り組みがすごく素敵だなと思って。

材料もつくる人もすべての背景に
「地域のため」という思想があって、
会社の軸足がしっかりしていると
感じました。

僕は豪華な設備とかには
あまり興味がなくて、
そういう取り組みのために
お金を使うことが大事だと
思っていたんです。


産直住宅
地域の材料を地域で加工し、
中間流通を省いてお施主様に直接お届けし、
地域の大工職人が建てる家。

1970年代の終わり、
安価な輸入材との競争の中で国内林業が衰退の一途を辿り、
当社の故郷・加子母が地域ぐるみで取り組んできた
林産業を維持・発展すべく産直住宅に取り組み始めました。

完結型林業
林業・製材業・建築業を同一地域の中で完結するしくみ。
産直住宅はその一部。
住宅1棟分の木材の大部分を地域材で賄い、
植林から育林・伐採・市売り・
製材・乾燥・加工・建築までを
地元の業者が担うこのしくみは
地域活性化の切り札となっています。

-Tさんも同じ想いだったのですか?

Tさん
最初は主人ほどの思い入れは
ありませんでしたが、
プランをお願いする前に
水と緑の勉強会に参加したときには
「こういうことができる会社に
お願いするのはいいことだな」と
思いましたね。

森の空気が気持ちよくて、
工場見学で家づくりのプロセスを
全部見せてもらえて。
信頼できると思いました。

Mさん
神宮備林を訪れたときには歴史を感じ、
心を動かされました!
水と緑の勉強会のような
自然と歴史に触れる機会はとても大切なので
これからも続けていってほしいと思います。

※神宮備林:伊勢神宮の式年遷宮御用材を伐り出すヒノキ林。

 

希望は「明るくて動線のいい家」



-プランを始めるに当たっては
どんな希望を出されたのでしょうか。

Mさん
日当たりと家事動線を
重視してほしいと伝えました。
当時住んでいたアパートが
すごく動線がよかったんです。

リビングから放射状に各部屋に行けて
とても使いやすくて満足していたので、
新しい家でも同じような発想で
お願いしたいと思いました。


-ファーストプランからほとんど変更なく
現在の住まいが出来上がりました。


Mさん
そうですね、
ファーストプランのときから
LDKが一体空間になっていて
真ん中にアイランドキッチンがあって・・・

動線がいいなと思ったので、
大きな変更はありませんでした。

外観も最初に提案されたものが
「いいな」と思ったので、
ほぼそのままになりましたね。

Tさん
L字型のLDKに和室がつながっていて、
洗濯物干し場にもすぐに出られて。

一番重視していた動線は
本当によく考えられていて、
使いやすい家になったと実感しています。

Mさん
正直にいうと、
プランを見せてもらっても
それがいいのかどうかよくわからない
というのもありました(笑)

「こんなのもありますよ」って言われると
「それもいいな」というような。

だから、基本プランがすぐ決まったわりには
設計には時間がかかったと思います。

-細かいところを決めていくために、
設計中に何度も
完成内覧会に参加されましたね。

Mさん
例えば腰壁の高さは100cmにしようか
と言われても、
実際どうなのかは
なかなかイメージできなくて。

それが内覧会で見てみると、
100cmの腰壁が部屋一周
ぐるっと張ってあるので
「こうなるのか!」とよくわかる。

色などもそうやって内覧会で
実物を見ながら考えていきました。

Tさん
私も内覧会はすごく参考になりました。

いろいろな家を見せてもらう中で
「うちもこういう感じになるんだな」と
納得したり、
「こうしようと思ってたけど、
やっぱりこれじゃない」と
考え直したり。

Mさん
家づくりは一度きりで、
組み立ててやっぱり違うから潰して・・・
なんてことはできません。

そこが全部自分たちで決める
注文住宅の難しいところであり、
醍醐味でもあるんだと思います。


いつも家族の気配が感じられる暮らし



-工事中も2週間に1回は
立ち合いで現場確認を行いました。

Mさん
家づくりを始める前は
少し遠いところに住んでいたのですが、
子どもの小学校のこともあったので
工事中は現場の近くにアパートを借りて
家族で引っ越してきたんです。

それに僕は現場の隣に駐車場を借りたので、
朝晩通勤のときに進捗具合を見ていました。

毎日見ているとだんだん
我が家ができていくのが実感できますから、
近くに住んでよかったなぁと思いました。


-実際に暮らしてみていかがですか。

Tさん
動線は本当に満足です。
広いので掃除が大変かなぁと思いましたが、
部屋がつながっているので
意外とラクにできています。

Mさん
間仕切りが少ないので、
どこにいても家族の気配が感じられて
いいですね。

ただ、子どもたちが
プライベートがほしい年頃になったら
子ども部屋にも間仕切りが
必要になってくるんでしょうね。

そのときはまた相談させてください。

 
-リビングの一角に
勉強コーナーがありますが、
今はそこで勉強しているんですよね。

Tさん
アパートに住んでいたときに
子どもたちがいつもリビングで
勉強したり遊んだりしていたので、
ここでもリビングに
勉強コーナーをつくってもらいました。

いつもキッチンで料理や洗い物をしながら、
子どもたちが勉強したり、
ピアノを弾いたり、
遊んだりしているのを見ています。

すぐそばにいるので子どもたちも
「これどんな字書くの?」なんて
気軽に尋ねてきますし、
こちらも家事をしながらすぐ答えられます。

ママ友にも好評なんですよ。
-子どもたちの笑顔を見ていると
楽しい毎日を過ごしていることがよくわかり
私たちも嬉しく思います。

家づくりの先輩として、
これから家を建てる人に
アドバイスをいただけますか。

Tさん
自分の想いにとことん
こだわり続けてください!

ほかの会社で建てた友人たちからは
いろんな希望を伝えても
なかなか叶わないと聞きますが、
中島工務店は必ず一緒に考えてくれます。

全部が実現できるわけではありませんが、
しっかりと検討してくれるので
納得のいく家づくりができると思います。

Mさん
僕は、敢えて逆のアドバイスをします。
そのへんにしといたら、と。

先ほどお話しした通り、
家はつくって壊してやり直す
ということはできませんから
本当に難しい。

あまりにもこだわり続けると
何がいいのかわからなくなり、
前に進めなくなります。

そういうときには
自分の気持ちはちょっと横に置いておいて
プロのアドバイスに従うのも
大事だと思いますから。


-お客様の想いをしっかり受け止めながら
プロとして適切な道しるべになる。
私たちの責任ですね。

肝に銘じてがんばっていきたいと思います。
本日はありがとうございました。