注文住宅
自分の家があるっていい-K様邸
今回は真冬でも暖かい
火のある暮らしを楽しまれている
K様宅におじゃましました。
戸建も、マンションも、リノベも
最初はいろいろ考えました
-色づいたもみじに
大屋根の落ち着いた佇まいが映えて、
とても趣がありますね。
大屋根の落ち着いた佇まいが映えて、
とても趣がありますね。
ご主人・Kさん
こんなにもみじがきれいだとは
知らなかったんですが、
この土地に決めてよかったなと思います。
薪割りもずいぶん上達しました!
奥様・Sさん
私たちの家づくりの一番の要望は
薪ストーブでしたから。
-では、薪ストーブが似合う
木の家を建てたいと思って
家づくりを始めたのですか?
Kさん
いいえ、
最初は特に木の家がいいと
思っていたわけではありません。
というか、家づくりに
どんな選択肢があるのかも
わかりませんでしたから、
新築の戸建もマンションも
中古住宅のリノベーションも、
考えられる選択肢は
全部考えてみようと思っていました。
Sさん
ただ、
子どもをのびのび育てたいと思ったら
やはり戸建がいいなと思い、
土地が決まったのを機に
注文住宅について
真剣に検討し始めたんです。
ただ、
子どもをのびのび育てたいと思ったら
やはり戸建がいいなと思い、
土地が決まったのを機に
注文住宅について
真剣に検討し始めたんです。
Kさん
でも、当時は注文住宅といったら
友人が建てた
大手ハウスメーカーくらいしか知らなくて。
工務店など、
ほかにいろんな選択肢があることは
わかっていませんでした。
-実際に家を建てようと思うまでは
知らなくて当然ですよね。
まったく知らないところから、
どのようにして考えていったのですか。
Sさん
まず雑誌を見ました。
最初、私はデザイナーズ住宅が
素敵だなと思って見ていたんですが、
だんだん見た目はおしゃれだけど
実際に住むと住みづらいんじゃないかと
思うようになってきて。
Kさん
デザイナーズ住宅はやめようと決めたあと、
ネットで見つけたブログが
木の家を考え始めるきっかけになりました。
-ブログというと?
Kさん
実際に建てた人の経験を
参考にしようと思って、
注文住宅を建てた人・建築中の人などの
いろんなブログを見ていたのですが、
たまたま木のよさや自然のよさについて
書いているブログに行き当たったんです。
それを読んでいるうちに
だんだんと木の家っていいんじゃないかなと
思い始めました。
Sさん
それでまず、「木の家」で
よく看板を見かける工務店の
A社に行ってみることにしました。
-初めて実際に
木の家をご覧になったんですね。
いかがでしたか。
木の家をご覧になったんですね。
いかがでしたか。
Kさん
なんだか思っていたのと違っていました。
木の家には手づくりのよさがあると
思っていたんですが、
それが感じられなかったんです。
Sさん
和室の欄間などつくり込むところは
ものすごくつくり込んであったんですが、
逆に和の印象が強く感じられて
私たちの希望とは違うと思いました。
Kさん
木の家がいいんだけれど、
和風じゃないシンプルな家がよかった。
-その頃には、
手づくりのシンプルな木の家という
希望が固まってきていたんですね。
Kさん
だんだんそういう気持ちに
なってきていました。
それで、僕と妻がそれぞれ
雑誌を見て気になったところに
付箋を貼ることにしました。
付箋を貼ったら
その会社のホームページを見て。
そうやって候補の会社を
絞り込んでいきました。
Sさん
結局、実際に見に行ったのは
中島工務店とB社の2社だけでしたね。
Kさん
中島工務店はホームページの
作品集に載っていたある家がとても素敵で。
休みの日に可児モデルハウスを
訪ねたのが最初でした。
重厚さとシンプルさを併せ持つ
モデルハウスに惹かれて
-可児モデルハウスの印象は
いかがでしたか。
いかがでしたか。
Kさん
ビビりました!
玄関を入った瞬間
「こんなに木の香りがするんだな」と
驚かされたんですが、
中に入るともっとすごかった。
梁や柱が見える重厚な造りなんだけど
シンプルさも併せ持っていて。
ものすごく気に入りました。
Sさん
すごすぎて自分たちには建てられないと思い
「無理そうだね~」と言いながら
帰ったのを覚えています。
ただ、そのときに美濃加茂にある
モデルハウスを見に行くように
勧めていただいたので、
次の休みに見に行きました。
そこも素敵なモデルハウスだったんですが、
私たちはやっぱり
可児モデルハウスが好きでした。
(※美濃加茂のモデルハウスは
現在はありません)
すごすぎて自分たちには建てられないと思い
「無理そうだね~」と言いながら
帰ったのを覚えています。
ただ、そのときに美濃加茂にある
モデルハウスを見に行くように
勧めていただいたので、
次の休みに見に行きました。
そこも素敵なモデルハウスだったんですが、
私たちはやっぱり
可児モデルハウスが好きでした。
(※美濃加茂のモデルハウスは
現在はありません)
-B社にも行かれたんですよね。
Sさん
現場を見せてもらいながら
相談したんですが、
B社は会社として
どんな家を建てたいかという
こだわりが強く、
私たちの希望とは合わない部分が
あるように感じました。
-当社の営業担当と初めてお話しされたのは
その頃ですね?
Kさん
はい、ダメもとで予算を伝えたところ
「いけますよ」と言われたんです!
「いろいろ考えながら進めていきましょう」
とのことだったので、
自分たちの希望を柔軟に
叶えてもらえそうだとも思いました。
それで、すぐプランに入りました。
一番の希望は薪ストーブ
-最初に言われていた通り、
一番の希望は薪ストーブだったんですよね?
一番の希望は薪ストーブだったんですよね?
Kさん
実は、僕は床暖房がいいと思っていました。
けれど妻が薪ストーブがいいというので、
だんだんおしゃれな感じがしてきて・・・
Sさん
私は、家を建てる前から
薪ストーブがある場所に
出入りすることがあったんですが、
とても暖かくて。
下がコンクリートのところでも
底冷えしないのを体感していたので、
とにかく薪ストーブがほしかったんです。
実際に家に置いてみたら、
主人もハマってしまいました(笑)
Kさん
はい、本当にあったかいですし、
薪割りが楽しくて仕方ありません(笑)
-そのほかにはどんな要望がありましたか。
Kさん
個室で過ごす時間は限られているから
リビング・ダイニングを
ひとつの大きな空間にしてほしいと
お願いしました。
Sさん
細かい要望は雑誌の切り抜きなどを
持って行ってイメージを伝えました。
色合いや、こんな雰囲気がいいと。
-初めてプランを見たときは
いかがでしたか。
いかがでしたか。
Kさん
ものすごく気に入りました!
僕としては「絶対このプランでいこう!」
と思ってウキウキしながら
家に持って帰ったんですが、
親から「家相がよくない」と
言われてしまったんです。
本当にものすごく気に入っていたので
ショックでしたが、
建てた後で気になってもイヤですよね。
それで設計の加藤さんに相談してみたら
再検討してくれることになって。
結局3つめのプランで決めました。
-設計中、困ったことなどは
ありませんでしたか。
Kさん
設計の打ち合わせは楽しかったです。
僕たちが希望しても
無理なものは無理と言われるんですが、
それでも希望したことが
図面になって出てくるのは嬉しかった。
伝えたいことはバンバン伝えていましたが、
頭の片隅にはずっと
「これだけ伝えてこれだけやってもらったら
予算オーバーするんだろうな」
という不安はありました。
設計の打ち合わせは楽しかったです。
僕たちが希望しても
無理なものは無理と言われるんですが、
それでも希望したことが
図面になって出てくるのは嬉しかった。
伝えたいことはバンバン伝えていましたが、
頭の片隅にはずっと
「これだけ伝えてこれだけやってもらったら
予算オーバーするんだろうな」
という不安はありました。
-結果的に、
ほぼ希望が叶ったかと思います。
ほぼ希望が叶ったかと思います。
Kさん
そうなんです、
加藤さんがうまく収めてくれました。
Sさん
高野槇のお風呂や造作のキッチンは
あきらめなきゃいけないかなと
思っていたんですが、
どちらも叶いました。
-工事中はブログを
書いていらっしゃいましたね。
書いていらっしゃいましたね。
Kさん
しょっちゅう現場に行っては
写真を撮っていました。
ブログに書くために
大工さんにいろんな質問をしましたが、
いつも丁寧に教えてくれて。
「今日はここまで進みましたよ」と
お話ししてくれるので
逐一写真に撮っては
ブログにアップしていました。
自分の家ができていく
過程を見るというのは
一生に一度の経験なので、
とても楽しかったです。
自分の家があるっていい
-入居されてもうすぐ5年になります。
住み心地はいかがですか。
Kさん
過ごしやすいです。
夏は風が抜けるので
ほとんどエアコンを使いませんし、
薪ストーブのおかげで
真冬でも暑いくらい家全体が温まります。
リビング・ダイニングを
大空間にしたおかげで
人が集まりやすいのもいいですね。
友だちが家族で来てもゆったり過ごせます。
過ごしやすいです。
夏は風が抜けるので
ほとんどエアコンを使いませんし、
薪ストーブのおかげで
真冬でも暑いくらい家全体が温まります。
リビング・ダイニングを
大空間にしたおかげで
人が集まりやすいのもいいですね。
友だちが家族で来てもゆったり過ごせます。
Sさん
毎年夏には親戚30人くらいが集まって、
我が家の裏庭で
バーベキューをするんですよ。
Kさん
北側の裏庭はすごく気持ちいいんです。
畑もつくったし、
ハンモックも掛けてあります。
Sさん
夏には、裏庭に面したウッドデッキに
ビニールプールを出して
子どもたちが遊んでいます。
家の中にいるときは、
和室が子どもたちの遊び場です。
和室もリビング・ダイニングと
一体になっているので
目が行き届いて、私たちも安心です。
-お引き渡し当初には、
鳥が巣をつくるなど
お困りのこともありましたね。
Sさん
こんなに鳥が来るなんて
知らなかったので弱りましたが、
現場監督だった佐々木さんに相談したら、
すぐ大工さんが来て
巣をつくれないようにしてくれて
助かりました。
Kさん
佐々木さんは連絡すると
すぐ駆けつけてくれます。
このあいだもちょっとした棚を
つけてもらいました。
住み始めてからも
ずっとつながりがあるので、
なにかあるとすぐ相談できて安心です。
-家を建てていた頃、
まだ赤ちゃんだった上のお子さんが
すっかりお兄ちゃんになって、
妹さんも生まれました。
Kさん
僕も旅行から帰ってきたときには
「自分ちがあるっていいな」と
つくづく思います。
旅行は楽しいですけど、
我が家はとにかくくつろげますから。
Sさん
子どもたちが思春期を迎えたら、
子ども部屋に間仕切りをしなきゃと
思っています。
そのときにはまた相談させてくださいね。
まだ赤ちゃんだった上のお子さんが
すっかりお兄ちゃんになって、
妹さんも生まれました。
Sさん
上の子は我が家が大好きで、
出かけていてもすぐに帰りたいって
言うんです。
嬉しいですね。
上の子は我が家が大好きで、
出かけていてもすぐに帰りたいって
言うんです。
嬉しいですね。
Kさん
僕も旅行から帰ってきたときには
「自分ちがあるっていいな」と
つくづく思います。
旅行は楽しいですけど、
我が家はとにかくくつろげますから。
Sさん
子どもたちが思春期を迎えたら、
子ども部屋に間仕切りをしなきゃと
思っています。
そのときにはまた相談させてくださいね。