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注文住宅

夫婦それぞれの願い-S様邸


今回は北アルプスの麓にたつ
定年後の暮らしを楽しまれている
S様宅におじゃましました


「木の家がいい」
水と緑の勉強会で2人の意見が一致



-S様と中島工務店のご縁は
奥様が設計担当の小林と
知り合いだったことでしたね。


奥様・Kさん
はい。ですが、
最初から小林さんにお願いしようと
思っていたわけではなく、
別の住宅会社で建てようとしていました。

ご主人・Mさん
定年後に山が近くに見えて
夏涼しいところに住むのが夢で、
たまたま見つけた土地が
建築条件付きだったので
その住宅会社とプランを進めていたんです。

Kさん
でもこちらの要望を伝えても
なかなか返事をもらえないことが多くて
だんだん自分たちの希望する家が
建てられる気がしなくなってきて。

仮契約をしていたんですが、
キャンセルしました。

Mさん
その会社とプランを進めている途中で
小林さんにアドバイスをもらい始めました。
専門家に見てもらうチャンスがあったのは
よかったと思います。


-その頃から木の家を建てたいと
思っていたんですか?


Mさん
最初の土地でプランしていたころには
木の家というイメージはありませんでした。

Kさん
私はその頃たまたま参加した
近所の住宅会社の見学会で木の家を見て
「いいな」と思いました。

同じ会社の勉強会で
木の調湿作用などを学んで
とても納得できたので、
それからいろいろな会社の展示場を見て
勉強するようになりました。


-中島工務店の水と緑の勉強会にも
参加してくださいました。


Mさん
私が木の家がいいと思ったのは
水と緑の勉強会に参加したときです。

何十年もかけて育てた木を
伐採するところを見たり、
木の博士・中川護さんのお話を聞いたりして
「木の家っていいな」と思いました。

中川さんの話は今でも頭に残っています。

とはいっても、
その頃はまだ小林さんにお願いしようと
決めていたわけではなく、
私は建売でもいいと思っていました。

Kさん
私は無垢の木の家と決めていたし、
間取りや機能性にもとても関心があって
納得できる家をつくりたいと思っていたので
建売は考えていませんでした。

中島工務店のほかにも
いくつか無垢の木の家を建てている
工務店を見学していました。

Mさん
中島工務店の完成内覧会にも
たくさん行きました。
シンプルな家が多いという印象でした。


-最終的に当社に決めていただいたのは
現在の土地が決まった後でしたね。

Kさん
叶えたい希望がたくさんあったので、
小林さんだったらなんでも相談できる
と思ったのが決め手でした!

 

改築で納得!



-新築のプランを始めてまもなく
Mさんが海外赴任になって、
一時中断したんですよね。


Mさん
そうなんです。
でも、その期間を利用して
私たちがそれまで住んでいた家の
改築をお願いしました。

私たちが出ていった後は
息子が住むことになっていたので
海外赴任から帰ってきたら
改築が終わってたんですが、
既存の建物の中に丈夫な木の家ができていて
すごいなと思いました。

Kさん
実際にそこで住んでみて
新建材と木の違いを実感しました。

梅雨時、新建材のフローリングだと
べたついてモップがすべらないんですが
無垢の木の家は梅雨でも
さらっとしていて全然違います。

キッチンの使い勝手なども
自分たちの家のプランを考えるうえで
とても参考になりました。

Mさん
結果的にその改築で
木のよさを改めて納得できましたね。
-それから新築のプランを
再スタートしたわけですが、
要望がとても多かったと聞いています。

Mさん
具体的に話すほど
どんどん増えていきましたし、
変更も多かったと思います(笑)

Kさん
私は機能や動線にとても関心があったので
最後までいろいろ検討しました。

外観も街の中で見かけた
イメージに近い建物を具体的に伝えて
小林さんに見てもらったり。

主人は車いす生活になったときのことばかり
考えていたので、
玄関のスロープなどを要望していました。

Mさん
最後の最後に要望したのが、
車庫から雨に濡れずに
家に入りたいということ。

そのときにはプランが
ほとんど固まっていたのですが、
その要望で全体を大きく
考え直すことになってしまいました。


-設計担当の小林によると
「その最後の要望があったから
現在のプランができた」そうですよ。
納得できるまで打ち合わせを重ねるのが
中島工務店の設計スタイルなので、
最後まで妥協せず相談してもらって
よかったと思います。

 
Kさん
設計期間は楽しかったです。
洗面所のシンクの高さなど
使い勝手をひとつひとつ決めたり、
照明もひとつひとつ自分で選んだり。

洗面所のドアのステンドグラスも
自分でオーダーしたものを支給しました。

Mさん
「こだわったところは」と聞かれたら
「すべて」と言うしかありません。

私たちの家づくりはいろんな希望を
盛り込みすぎたところもありますが、
最後にそれをまとめてくれたのが
小林さんかなと思います。

 

「この工務店はただものじゃない」



-当時のお住まいと
建築現場が遠かったので
工事期間中に現場を見る機会は
現場打ち合わせのときくらい
だったかと思います。


Kさん
そうですね。
でも毎週、現場監督が
進捗状況を報告してくれました。

Mさん
材料がしっかり養生されているなと
思ったのを覚えています。
私たちはあまり現場に来られませんでしたが
工事の様子を見ていた近所の人から
「この工務店はただものじゃない」
と言われました。

基礎が深いとか、
断熱材をあちこちに入れているとか。

-工事中にロフトに上がる階段の
形状を変更しました。

Mさん
まっすぐ上がることにしていたのを
途中で曲げるよう変更しました。
ロフトの入口のところの天井が低くて
頭を打ってしまうからと。

もちろん小林さんからは
何度も確認されていてわかっていたんですが
私がどうしてもまっすぐしてほしいと
お願いしていたんです。

ですが、生活する上では
やはりよくないということで
途中で曲げる案を
改めて提案してもらいました。

Kさん
大工さんが階段の模型をつくって
説明してくれたのに感心しました。
住んでみてどうなるかを考えて
建ててくれていることがよくわかりました。
 
Mさん
結果的に提案通りに変更しましたが、
大きな物を持って上がるときには
こうしてよかったなと思います。
曲げた部分が
空間のアクセントにもなっていますし。


-お引き渡しの2週間ほど前、
ほとんど出来上がった頃に
震度5弱の地震に見舞われたときには
心配されたと思います。

 
Mさん
ある程度傾いたりしただろうなと
思いながら見に来たら、
直角平行すべてぴったり!
どこも狂っていませんでした。

これで地震がきても
大丈夫だなと思いました。



プライベートの空間がほしい



-住み始めて3年になりますが、
気に入っている場所はありますか。

Kさん
台所からパントリー、勝手口の動線が
使いやすくて気に入っています。

私の要望で勝手口の中に
土間をつくってもらったんですが、
野菜置き場として役だっています。

Mさん
私は玄関が好きですね。
広くて、入って正面がガラスで
庭が見えるのが気持ちいいです。

リビングに畳コーナーをつくったのも
よかったですね。

畳コーナーの脇のカウンターや
洗面所の小物を入れる棚など
ちょっとした工夫も嬉しいです。
 
Kさん
玄関前に格子をつけてもらいましたが、
夏はそこにテーブルとイスを出して
くつろいでいます。

格子があるので
周りから見えなくていいんですよ。
-こうしておけばよかった
というところはありますか。

Mさん
年をとるにつれ、
プライベートの時間を大切にしたいと
思うようになりました。

すると
「自分の部屋はどこだろう、
女房の部屋はどこだろう」
と思うのですが、答えが出ません。

Kさん
定年退職すると二人とも
家にいる時間が長くなるので、
ある程度別の空間がほしいなと思います。

大きな部屋じゃなくていいので
自分の居場所があるといいなと。

Mさん
そうだ!
ロフトに壁をつくることって
できませんか?

そうすると、そこに
ひとつ個室ができますよね?

-今リビングに向かって
オープンになっている部分に
壁をつくって、
ロフトを独立した空間にしたい
ということですか?
もちろん可能です。

Mさん
我ながら妙案です!
具体的に相談させてください(笑)

Kさん
中島工務店は、建築後も
こういう相談が気軽にできて助かります。


-実際に住んでみて
わかることもありますから、
まずはなんでも相談してほしいと思います。

S様が3年暮らした経験を踏まえて、
これから家を建てる人に
アドバイスをお願いします。


Mさん
家を建てるときには
それぞれ仕事を持っていたりしますが、
そのときの気持ちで建ててしまうと
定年後にちょっと違うと
感じることがあると思います。

そういうことも含めて
よく相談に乗ってもらえる設計士に
出会うことが大事だと思います。
 
Kさん
家を建てるときには予算も大事ですが、
健康などについても
しっかり考えてほしいと思います。

間取りやデザインだけでなく、
そういう部分も含めて考えてもらえる
設計士と納得できるまで
相談するといいんじゃないでしょうか。


-Mさん念願の山が見える場所での
暮らしが始まりました。
これからが楽しみですね。

Mさん
山を見るのが好きなので
同じ山の写真ばかり撮っています。
ここは山が近くに見えるけれど
まったくの山の中ではなく、
駅やコンビニにも歩いて行けます。

自然が豊かで
ウォーキングのコースには事欠きませんし、
ここに住んでから
登山にも挑戦しようかなという
気持ちになってきました。

いろいろやることがあって退屈せず、
それでいて家に帰ると暖かくて落ち着ける。

こういうところで
老後を過ごせてよかったなと思います。

庭の野菜づくりも
まだまだ拡大していきますよ!