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関西

のりおのたわごと17

今年は残り半月となり落ち着かない日々を送っています。あれしてこれして、他にすることなかったかな?忙しいばかりの一年だったように思う。
気温の上昇で、農産物、熊、海産物等々異変が起きてこれからどうなっていくのか不安になります。でもできる限り人生を楽しくとの思いで過ごしていきたい。

趣 味 の 絵 画

今回は、絵画ではなく木版画とドライポイント・クリアグラフに挑戦。
 
・木版画は、まず木の板(版木)に下絵を写し、彫刻刀で彫って絵柄以外の部分を下げます。次に、版木の浮き上がった部分(凸部)にインクを塗り、
紙を置いてバレンでこすってインクを紙に写し取ります。
これが、木版画の基本的なやり方です。
 
私のふるさと高知県。安芸市にある野良時計。
昔、畑仕事をする人に時間を知らせるために畑の真ん中に作られたとのことで、
木版画にしてみました。

・次はドライポイントとクリアグラフ
 ドライポイントは版材(今回はアクリル板)よりも硬い材質の道具
(鋼鉄のニードル・ダイヤモンド針)で、版に傷をつけ形象を表現する技法です。
アクリル板を引っ掻くと押し出されたアクリルが線の両脇に盛り上がりめくれ
(バー)ができます。
刷りのときにこのめくれにインクが引っかかり
拭き残され独特のにじんだ線となります。
これがドライポイントの特徴です。
 
岡山にある吹き屋ふるさと村(ベンガラ村)を訪ねた時の思い出に
ベンガラ色の甍の波を表現しました。

下側は、ドライポイントに使ったアクリル板にアクリル絵の具で採色しました。
クリアグラフです。
 
いろいろと絵画の世界もひろっがって楽しいです。

神戸支店 江﨑登夫