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 山火事の脅威


最近各地で頻繁に起きている山火事は一度発生すると、
鎮火にはすごい時間がかかり被害が大きくなります。

出火予防の対策を強化するとともに、初期消火の体制が
大事だと思います。

岩手県大船渡市で3月19日以降、断続的に山火事が発生して、
消火活動が難航している。

26日に発生した火災は山林はもとより、80棟以上の住宅などが
焼失、焼損し、焼死体も見つかった。
はっきりした原因はいずれも不明の様です。

日本海側に大雪が降った影響で太平洋側に乾燥した空気が流れ込み、
折からの強風で余計に火の勢いが強くなったようです。
消防や自衛隊が懸命に消火活動を続けたが、延焼を食い止めることが
できなかった。
この火災による避難指示の対象住民は3000人を超えたそうです。

山火事は延焼のスピードがものすごく速く、飛び火する。
現場は東日本大震災の津波でも被災している。
被災した後に再建された家も焼失されたと聞きます。
本当に神も仏も居ないのかしらと思います。

山火事は毎年約1300件ほど起きている。
特に2~4月の三か月に集中している。
この時期は、山菜狩りやハイキングなどの行楽に加え
野焼きの時期とも重なり火の不始末が増える傾向にある。
山に入る人は、枯草のある場所で焚火などしないでほしいし、
火を使った後の完全な消火という基本ルールを守ってほしい。

近年は、地球温暖化の影響とみられる大規模な山火事が
世界各国で相次いでいる。

日本の国土の7割近くが森林だ。
地球温暖化の変化と大規模な山火事の発生に関連があるのなら、
日本にとっても、深刻な事態です。

国産材を使わなくなった家造りが始まって久しいが、
その国産材を育てる山の手入れがなされなくなったのも、
山火事の要因の一つではないでしょうか?

本当に火事は怖い!
何もかも無くなってしまいます。


可児支店 田口槇子