中部
衣類と環境負荷
衣類を大量に消費し、大量に廃棄する現状は、
環境への負担が大きい。
企業と消費者の双方が意識を変え再利用を進めて欲しい。
アパレル産業は、製造から販売までの過程で
大量の資源やエネルギーを使用している。
大量の資源やエネルギーを使用している。
たとえば、原材料から一着生産するまでに使われる
水の消費量は、浴槽11杯分
二酸化炭素の排出量は、ペットボトル約255本分
に相当するそうです。
水の消費量は、浴槽11杯分
二酸化炭素の排出量は、ペットボトル約255本分
に相当するそうです。
環境への負担が大きい産業と指摘され国際的な課題になっている。
企業と消費者の双方が、大量消費・大量廃棄というありかたを
改めていく必要がある。
改めていく必要がある。
歳をとっていても次々に新しい洋服が欲しい現状の私です。
もう残り少なくなっている人生にこれではいけないと
反省もしておりますが……
しかし日本の現状はビジネスモデルの転換がすすんでいません。
もう残り少なくなっている人生にこれではいけないと
反省もしておりますが……
しかし日本の現状はビジネスモデルの転換がすすんでいません。
1990年に年20億点の衣類が供給されたが、
現在は40億点近くのほぼ倍増している。
一方で、衣類一枚の価格はこの約30年で半額以下に
なったとの調査もある。
現在は40億点近くのほぼ倍増している。
一方で、衣類一枚の価格はこの約30年で半額以下に
なったとの調査もある。
家庭からの廃棄衣類が46万トン、
別の製品(糸、綿)に加工するリサイクルが13万トン
にとどまっている。
別の製品(糸、綿)に加工するリサイクルが13万トン
にとどまっている。
リサイクルを広げるには、不用になった衣類を
できるだけ多く回収することが不可欠になる。
経済産業省はこの夏、衣類のリサイクルを推進する
工程表をまとめた。
できるだけ多く回収することが不可欠になる。
経済産業省はこの夏、衣類のリサイクルを推進する
工程表をまとめた。
30年度までに家庭からの廃棄される衣類の量を、
25パーセント削減するという目標達成に向けた
具体策を練って欲しい。
25パーセント削減するという目標達成に向けた
具体策を練って欲しい。
最近ユニクロなど、店舗内に不用な衣類の回収箱を
設置しているのを見かけるようになった。
こうした取り組みを業界全体で加速させることが
大切だと思います。
設置しているのを見かけるようになった。
こうした取り組みを業界全体で加速させることが
大切だと思います。
よくテレビなどで見かけるのは、途上国の方が
日本のリサイクルされたそれらしい衣服を着ています。
そういった政策が廃棄を減らして、再利用の価値を
高めているんではないでしょうか。
可児支店 田口槇子
日本のリサイクルされたそれらしい衣服を着ています。
そういった政策が廃棄を減らして、再利用の価値を
高めているんではないでしょうか。
世界的に若者の間では、環境負荷の少ない製品を選ぶ動きも広がっているそうで、
日本でもこういった意識の変化を定着させたい。
可児支店 田口槇子