中部
曝露試験中
現在本社にて、木材保護塗装曝露試験中です。
中島工務店の家づくりでは、内部はもとより
外部にも木材を使するケースは多々あります。
塗装をした方が良いのか、しない方が良いのか・・・
住宅であれば塗装をすることが多いが、
社寺仏閣では塗装をしないことが多い・・・
因みに社寺仏閣では、柱など手鉋を何度もかけることで
木材の表面をツルツルにし、水をはじき雨の吸い込みを遅らせる。
その他軒の出(屋根の出)もしっかりとり
少しでも外壁より遠くに雨を落とす等々
塗装に頼らなくとも雨から建物を守る方法は沢山あります。
最近流行の住宅は軒の出が少ない!←少しグチ
話しが少しそれましたが、家づくりにおいては
木材保護塗装を塗る事をおすすめします。
そこで沢山の塗料がある中、気になった塗料を曝露試験しています。
この塗料は木材全体をすっぽり覆い膜を張ることで
雨を吸い込ませない塗料です。
膜を張るタイプは良いか悪いかを別にして、
先ずは試験をし適材適所に使用出来たらと思います。
2024年7月18日試験開始 撥水施工会社が発明した塗料
試験開始時
約2ヶ月半後の現在 雨が結構かかる所ですが変化はそんなにありません。
試験開始時
木材は奇麗なもんです。
油性で書いた文字が変色してきました。
これは実際の施行例(屋外ベンチ)です。2022年6月竣工から約2年4カ月後の現在
当初の色合いを保っています。
近寄って見ると、割れから少し吸い込んでいますが上出来です。
これば別物で、日焼けで変色しにくい塗料です。室内で日光に当てて経過観察。
2022年3月24日試験開始 約2年半後
節の左側が無塗装で右側が塗装済です。一目瞭然です。
先ほども述べましたが、
経年変化で色が変わることが好きな人も居れば
嫌いな人も居ます。
良い悪いは別として、色々な経験を積み重ねています。
お客様に合わせたご提案が出来ればと、日々奮闘中です!!
本社設計室 今井清隆