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山田太一作品 かみしめる


山田太一さんの訃報を知ったのは去年の11月の頃でした。

年齢も年齢なので、仕方のないことかもしれませんが、
とても落胆しました。

1980年代の作品  
岸辺のアルバム 不揃いの林檎 沿線地図 早春スケッチブック
獅子の時代 藍より青く 三人家族 遠まわりの雨

どれもリアルタイムで観ました。

どの作品も、社会への問題提起をしているものが多かった作品だと思います。


とくに、最近では、東日本大震災を取り上げた「キルトの家」被災から一年。
旅先で震災に遭遇した若い男女と一人暮らしの老人の物語。

「時は立ちどまらない」震災から三年後。
津波で被害を受けなかった一家と家族を失った一家の鎮魂の物語。

「五年目のひとり」
五年後、震災の記憶を引きずる男が、亡き娘の面影を追うファンタジー。
このドラマは彼の勇気と被災者へのエールそのものでした。

1988大林宣彦監督 原作 山田太一の映画
「異人たちとの夏」は見逃しています。
是非見てみたいと思っています。
 

異人たちとの夏 を現代のロンドンを舞台に映画化
「異人たち」4月19日から上映
 

可児支店 田口槙子