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革のノートカバー



レザークラフトのはなしです。
スケジュール帳のカバーを作りました。
 
スケジュール帳は未だに手帳を使っています。
何となく携帯電話で
スケジュール管理する気になれないのです。

きっと便利なのだろうけれど、
手書きが特に好きなわけではないのだけれど、
字がきれいなわけではないけれど、
手帳にしたいのです。

スケジュールだけでなく、
アイディアや記録や心に残った言葉や
何かとメモを取るために
方眼ノートを使っています。
これも何となく手書きにしたいのです。

きっと録音したり、写真を付けたり
アイディアノートも携帯電話の方が
いろいろとできることが多いのだろうけれど、
やっぱり手書きにしたいのです。
 
今まで、自作の革のトラベラーズノートっぽいカバーと
A5スリムのスケジュール帳を使っていました。
ちょっと大きくて、ポケットに入りにくいし、
携帯電話と財布を入れている
自作の革のポーチに入る大きさにしたくて、
A6ノートを使うことにしました。

無印でA6のスケジュール表と方眼ノートを買って
2冊が入るブックカバー風のイメージです。
できるだけ薄く作りたいので、
2冊しか入らないようにしました。

 


縫いのための穴あけは
菱目ではなく丸穴にしました。

縫い糸が斜めにならず
まっすぐになるような縫い方にしてあります。
表裏共にまっすぐの縫い目になります。

糸が目立たないようにベージュの色の糸にしました。

この方法だと穴が直線に並んでいないと
ズレが目立つのが難点ですが、
少しおとなしい雰囲気に仕上がるところが良いところです。

菱目の方が手縫らしい仕上がりになるので、
手縫いアピールにはならいのは残念ですが・・・。
革は余っていたヌメ革の生地の1.5㎜厚を使いました。
 
手の油と日焼けであめ色に育っていくであろうことが楽しみです。

 
 



名古屋支店 香田雅紀