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関西

ポッケの中の850円!?



上着のポケットに手をいれたら
ジャラジャラと小銭があった。
取り出してみると850円。
 
一瞬、なに?
と思ったがすぐにわかった。
 
これは先日床屋さんに行った時に
もらったもの。
 
でもおつり、じゃない。
 
僕は散髪をした後に代金を支払わずに
いつも店主から
ありがとうございます
と言われて850円を渡される
珍しい客なんだ。(笑)
 
もちろんこの歳で
カットモデルとかやってるわけがない。
850円も中途半端やし、、。(^^;)
 


そうそうこの前、
お店の常連客の最高年齢は何歳?
と聞いたら85歳とか。

そのお歳でカットするところがあるの?(失礼)
と聞いたら横と後ろを少々、、。
 
じゃ相当割安なんでしょと聞いたら、
値段はみんな一緒とか。
(わ、ぼろ儲け。)
 
 
でも考えてみたらそりゃそうだよね、
髪の量で散髪代金が変わったら
ややこしくてしょうがない。
 
床に落ちた髪の重さを計って
はい今日は〇〇円ですとか。
 
そうなったらみんな
お金払いたくないので
しょっちゅう床屋に行って
g数減らすようになったら
床屋さん忙しいだけで困るしね。


(コホン)
話しをもとに戻して、
 
 
僕が髪をカットしてもらった上に
お金をいただく仕組みは一体なにか?
 
その答えは、「物々交換」なんだ。
 
実は僕の妻はネパールから
「エベレストコーヒー」という
幻のコーヒー豆を輸入していて
僕は販売を手伝っている。
 


以前床屋のオーナーが
コーヒー好きというのを聞いたので
最初は買ってもらっていたんだけど、
 
ある時から散髪代金を払ったその後に
コーヒー豆代金をいただくという手間を省いて
その差額850円を直接もらうようになった。
 
今はお店に入るなりコーヒー豆5袋を手渡して、
カットの後に850円もらって帰ってる。
 
それを知らないお客がそこだけみたら
なんであいつだけ金もらって帰るんだ。
というおかしな構図になってます。(^^;)

 



大阪支店 筒井克佳