中部
やってみた!
ぱっくりと割れた板↓↓↓
なぜかこれを自分で細工してみよう!
と思い立ちました。
とは言うものの自信も無かったので、
工場に居合わせた工場長や
社寺大工のM棟梁などに
コツを教えてもらい
「ふん、ふん」と聞いてはみるものの
やはり自信が出てこない・・・、
とは言っても決めた事だし
「やってやろうじゃないか!」
ということで・・・
まずは割れた部分の巾に合わせて
埋木を行って、
表面をきれいにしました。
次は「ちぎり」と呼ばれる
樫木(材料はケヤキ)で作ってある
蝶形の埋木を
割れ目を境にまたぐ形で
埋木するよう配置する。
(ちなみにこれは割れの再発防止として
対応するものです)
これを隙間ができないよう
綺麗に入れ込むのがなかなか難しい!
形を書いて彫り込み始めるが・・・
早くも問題にぶち当たる・・・。
実はここ1~2年の間で
老眼が進行したのか、
「手元が見にくいっ!!」
近眼の私はメガネをしていますが、
そのメガネを外し、
ちょっとずつちょっとずつ、
ちぎりに合わせて彫っていきました。
(同年代以上の大工さんたちも
同じく見にくいんだろうな・・・、
と思いつつ、
いつも淡々と作業をこなしていく職人に
「よくやれるなぁ・・・」、と
感心と大変さを実感しました)
なんだかんだで、
苦労の末彫り終えたのがこちら↓↓↓
これにちぎりをあてがい、
埋めてみたところ・・・、
『オ~ッ!!綺麗に埋まったゾ!!』
と自分ながらに感心。
なんとも自信が無かった割には
上出来な仕上がりとなりました!
しかも2箇所もです!
それがこちら↓↓
埋めてみたところ・・・、
『オ~ッ!!綺麗に埋まったゾ!!』
と自分ながらに感心。
なんとも自信が無かった割には
上出来な仕上がりとなりました!
しかも2箇所もです!
それがこちら↓↓
こんな感じです。
少し自慢したくて、『どうだっ!』と
一緒に同行していた先輩に
言い散らかしたのですが、
静かに「うん、うん」と
聞いていてくれただけでした。
うるさくて申し訳なかったです。
ということで、
特にということもないのですが、
すこし感激に触れた
ささいな日常の一部をあげてみました。
本社住宅部 石丸洋之