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物が育つことに感動



毎年、中島工務店本社では
窓から差し込む日差しを
少しでも和らげようと
アサガオでグリーンカーテンを育てます。

昨年からは、アサガオだけでなく
パッションフルーツも植えて
収穫期には社員で食べました。

毎年恒例のそんなプランターの中に、
ホームセンターで購入した苗を
無許可でこっそり内緒で
二株植えてみました。

それからは毎日気になり、
ひそかにその成長を見守っています。
何を植えたかは言わずに、
いつも水やりをしてくれる女性社員に
それを伝えると
数時間後には本社の全女性社員に
伝わった様ですが、
未だに何が出来るのか、
はたまた何が咲くのかは
謎に包まれています。
 
私の実家は豊田市の片田舎とあって、
例に漏れず両親は田畑で
米や野菜を育てています。

幼少期は勿論、数年前まで
親のそんな姿を見ても
何気なく手伝う事はあっても
農作物に対し
特別な感情は何もありませんでした。

しかし何がきっかけなのか
3~4年程前から
「物が育つ」という事は
実は凄く楽しい事だと
感じられる様になりました。

畑で育てる野菜が小さな実を付ければ
収穫期がより楽しみになり、
花壇や道端で小さな蕾を見れば
花が咲き乱れる頃が楽しみになります。

だいぶ時間はかかった様ですが、
44年経ってようやく
そんな事に感動する気持ちが芽生えました。

身近な「物が育つ」事に幸せを感じつつ、
まずはプランターに植えた苗が
無事に実を付けることを願います。



中部住宅部 奥田吉生