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手書きパース



住宅設計のプレゼンテーションや
打合せで使う「手描きパース」。
 
しっかり準備時間をとれる場合は
パソコンで3Dパースを作りますが、
スケジュールがタイトな場合や
打合直前に良い案が
思いついてしまった場合
(設計あるある)、
図面のままだと伝わりにくい場合など、
最近はちょくちょく描く機会があります。
 
これは自分にとってご褒美のような仕事で、
描いてる時はとにかく楽しく、
きっと顔はニヤニヤしてると思います。
小学生の時の図工の授業で、
時間を忘れてお絵描きをしていた時のような、
本当にそのままの気持ちです。
 
二次元の図面が
紙の上で立体になっていくことで、
そこで改めて気づくことも多く、
さらには色や素材の検討、
寸法の検討などもすることができるので、
設計の精度がグッと上がります。
 
とはいっても
時間をあまりかけられないので、
ルールを横着して描いてしまい
奥行感にかなり違和感が出てしまうことも・・・

もっとスピーディーに、
伝えたいことを伝えられられるものを
描けるように、
色々と工夫しながら
上達していければと思います。
 
交渉ごとや予算調整、トラブル対応、
毎日のようにある締切に追われる日々ですが、
それでも仕事のプロセスで
「お絵描き(手描きパース)」ができ、
今回は触れませんでしたが、
さらには「工作(模型作り)」もできるなんて、
この仕事を選んで良かったなぁと思う
今日この頃です。
 
神戸支店 川口洋輔