家づくり
家づくりの打ち合わせはどこでする?
住宅建築のプロが納得できる
家づくりのヒントをお話しするブログ。
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今回のテーマは
「工務店との打ち合わせの場所」です。
「工務店との打ち合わせの場所」です。
注文住宅を建てるためには、
間取りから始まって設備仕様など
様々なことを決めなくてはいけません。
間取りから始まって設備仕様など
様々なことを決めなくてはいけません。
棚板一枚まで自分で検討できるのが
注文住宅の醍醐味ですから、
当社で建てられたお客様の中にも
「設計の打ち合わせをしているときが
一番楽しかった」という方が
たくさんいらっしゃいます。
とはいえ、
普段のお仕事や家事・育児をしながら
打ち合わせもすることになるわけですから、
時間的・体力的にはやはりたいへんです。
ネット上には
「何度もモデルハウスに行って
打ち合わせすることになるので、
住宅会社は自宅から近い方がいい」
なんてことが書いてあったりもします。
一方で
「打ち合わせのときは
いつも自宅に来てもらった」
という話も聞きますよね。
住宅会社とお客様のご自宅、
打ち合わせをするのは
どちらがよいのでしょうか。
今日はまず、
意外と気になる打ち合わせ場所について
住宅会社と自宅それぞれのメリットを確認。
後半では中島工務店の家づくりの流れを例に
各ステップで住宅会社or自宅の
どちらがおすすめなのかをご紹介します。
この記事でわかること
□ 家づくりのプロセスごとの
おすすめ打合せ場所
・営業スタッフとの相談
・プラン申し込み
・インタビュー(プラン前の聞き取り)
・プレゼンテーション(プラン提案)
・設計契約
・詳細打合せ
・工事請負契約
・工事中打合せ
おすすめ打合せ場所
・営業スタッフとの相談
・プラン申し込み
・インタビュー(プラン前の聞き取り)
・プレゼンテーション(プラン提案)
・設計契約
・詳細打合せ
・工事請負契約
・工事中打合せ
目次
これらの場所で
打ち合わせをするメリットは
カタログやサンプルなど
必要な資料が近くにあることです。
もちろんご自宅で打ち合わせをする場合には
スタッフが必要な資料を持参しますが、
話を進めるうちに追加資料が
必要になることがあります。
例えば床の塗装の色について
相談していたときに
「サッシの色も一緒に考えたい」
と言われたら、
「すみません、今日は資料を
持ち合わせていませんので・・・」
ということになってしまうんです。
注文住宅の打ち合わせでは、
話しているうちに
「もっとこうしたい」という
イメージが膨らんで
予定外の相談になることがありますが、
住宅会社で打ち合わせをしていれば
そんなときにもスムーズに
話を進めることができます。
長久手Studioのカタログコーナー
一方、住宅会社のスタッフが
お客様のご自宅に伺って
打ち合わせをする場合のメリットは
現在の生活を
しっかり把握してもらえることです。
お客様のご自宅に伺って
打ち合わせをする場合のメリットは
現在の生活を
しっかり把握してもらえることです。
家づくりには
いろいろな夢や希望があるものの、
まずは暮らしを営む場所ですから、
住む人の生活に合っていなくては
いけません。
プランの前には
現在の生活パターンや
今の家で気に入っているところ・
不便だと感じているところなどを
お聞きしますが、
実際にご自宅を拝見すると
お客様のお話の背景がよくわかり
「そういうことか!」と
腑に落ちることがあります。
すると、よりよい提案が
浮かんできたりもするわけです。
浮かんできたりもするわけです。
「そうそう!コレがほしかったの!!」
なんて提案が見られたら嬉しいですよね。
また、お客様にとっては、
忙しい中で住宅会社まで
出かけなくてよくなる
というメリットもあります。
小さいお子さんがいる場合など、
ご自宅の方が落ち着いて話せる
といったこともあるでしょう。
このように、打ち合わせ場所としては
住宅会社・自宅それぞれに
メリットがあります。
では、いったいどっちがいいの!?
というと・・・
家づくりの段階によって
おすすめの場所が変わってくるんです。
中島工務店の家づくりの流れを例に
どの段階でどちらがおすすめなのかを
お話ししましょう。
それぞれのステップを
どこでやるのがおすすめなのか、
まとめてみました。
家づくりのご相談
→どちらでもOK
→どちらでもOK
初めての家づくりで
ほとんどのお客様が不安に思われるのが
「本当にこの会社にお願いしていいのか」
「予算内で建てられるのか」ということ。
中島工務店では
納得して家づくりを始めていただくために、
プランの前に資金のご相談と
当社の家づくりについて
改めてご説明する機会を設けています。
納得して家づくりを始めていただくために、
プランの前に資金のご相談と
当社の家づくりについて
改めてご説明する機会を設けています。
①資金のご相談
お客様の場合の
具体的な資金計画を行うため、
まず営業スタッフから
資金計画に必要な情報
(自己資金や収入等)を
メールでお聞きします。
具体的な資金計画を行うため、
まず営業スタッフから
資金計画に必要な情報
(自己資金や収入等)を
メールでお聞きします。
それを踏まえて
資金計画書を作成した上で
お会いしてご説明することになりますが、
場所は当社でもお客様宅でも
どちらでもOKです。
②中島工務店の家づくりのご説明
具体的なプランに入る前に
改めて知っておいていただきたいことを
営業スタッフがお話しします。
改めて知っておいていただきたいことを
営業スタッフがお話しします。
このときは、
できればモデルハウスに
お越しいただくのがおすすめです。
先ほどお話しした通り
資料がそろっているので
質問に答えやすいほか、
実物を見れるのでイメージしやすい
というメリットがあります。
とはいえ、それらがなくては
できないわけではありませんので
お客様宅でもOKです。
「自宅に来てほしい」という場合は
お気軽にご相談ください。
プラン申込
→どちらでもOK
プランを始める際には
「プラン申込書」のご記入を
お願いしています。
申込書にご記入いただくと同時に、
プラン作成のために
ご要望などを記入していただく
「住まいづくりプランニングシート」を
お渡しします
(プランニングシートは
持ち帰ってご記入ください)。
このときは記入方法を
ご説明するだけですので、
場所は当社でもお客様宅でも
どちらでもOKです。
インタビュー
→どちらでもOK。
でもお客様宅ならよりよい。
住まいづくりプランニングシートが
記入できたら、
営業スタッフにご連絡ください。
プランニングシートを踏まえて、
営業と設計のスタッフが
ご要望などをお聞きする
インタビューを行います
(プランニングシートは
インタビュー当日に回収します)。
このときも当社でもお客様宅でも
どちらでもかまいませんが、
先ほどお話ししたように
お客様宅であれば現在の生活を
具体的に把握することができるので、
差し支えなければお客様宅に
お伺いできるとよりよいと思います。
プレゼンテーション
→モデルハウスがおすすめ。
でもご自宅でも可能。
お客様にプランをご覧いただくのが
プレゼンテーションです。
このときは木の空間を
実際に体感できるモデルハウスに
お越しいただいた方が、
プランのイメージを
つかんでもらいやすいでしょう。
ご希望であれば、
お客様宅にお伺いすることもできます。
設計契約
→どちらでもOK
プランに納得していただけたら
設計契約をお願いします
(設計契約前にプランの修正は可能です)。
契約書に記入・押印いただきます。
場所は当社でもお客様宅でも
どちらでもOKです。
詳細打ち合わせ
→どちらでもOK。
内容によっては
モデルハウスがよいことも。
設計契約後は設備仕様など
細部にわたる打ち合わせが始まります。
当社で建てられたお客様が
「楽しかった!」と言われるのが
このプロセスです。
この打ち合わせも
モデルハウスでもお客様宅でも
どちらでもOKです。
とはいえ、前半でお話ししたように
カタログやサンプルが揃った
モデルハウスの方がスムーズに
打ち合わせが進むこともあります。
普段はご自宅で打ち合わせ、
でも内容的にいろいろな資料が
揃っていた方がいいときには
モデルハウス・・・というように
上手に使い分けるとよいでしょう。
工事請負契約
→どちらでもOK
設計が決まり、
建築確認申請も完了したら
工事請負契約です。
契約書に記入・押印いただきます。
場所は当社でもお客様宅でも
どちらでもOKです。
工事中
→現場へお越しください
工事中には2週間に1回程度、
現場打ち合わせを行います。
現場の進捗を直接確認していただくほか、
スイッチやコンセントの位置、
カウンターの高さなどの
最終確認などを行いますので、
この打ち合わせは
現場でなくてはできません。
工事中のお住まいと現場が遠かったり、
お仕事などでなかなか
時間が取れない場合には、
打ち合わせのタイミングや回数を
相談させていただきます。
長久手Studioには
いろいろなサンプルがあります。
いろいろなサンプルがあります。
確かに、住宅会社によっては
「原則としてモデルハウス」
あるいは「原則としてお客様宅」と
決めているケースもあります。
その場合はそう決めている
理由があるはずなので、
「モデルハウスといわれたけど
自宅に来てほしい」等と
思われるのであれば
理由を聞いてみるとよいでしょう。
特に設計までのプロセスでは
「ここでなければできない」という
打ち合わせはほとんどありませんから、
相談すれば希望に合わせてくれる
会社の方が多いはずです。
打ち合わせ場所を選べるということは・・・
そう!住宅会社が自宅から近いか遠いかは
たいした問題じゃないということです!!
遠かったり、忙しかったりで
出かけていくのが難しければ
来てもらえばいいんです。
一生に一度の家づくりを託す
住宅会社を決める上で、
自宅と住宅会社の距離は
重要な要素ではありません。
これから毎日、
何十年も暮らす家を建てるのですから、
もっと大切にしたいことが
たくさんありますよね。
あちこちのモデルハウスや
見学会にたくさん参加していると
だんだん疲れてきて
「近くの会社がいいな」と
思うこともあるかもしれませんが、
そんなときこそ
ドリームノートを見直して、
「自分にとって大事なこと」という
観点からじっくりと選びましょう。
ドリームノートと住宅会社選びについては
こちらの記事をご覧ください。