スタッフブログ STAFF

関西

職場体験で設計指導!?



連休の前に大阪支店で
地元の中学校の職業体験生を受け入れた。

一日目は建築中の物件などを
見学してもらったりしたが、
二日目は僕が担当して住宅設計に挑戦!(^^)
 
課題は規格住宅「加子母子屋」を建てられた
OB様の実際の敷地に
実際の打ち合わせ時の
ヒアリングシートを読んでもらって
プランするという本格的なもの。
(一応住所や氏名など
個人を特定できるものは伏せてます)


オリエンテーションを済ませて
午前に1時間、
お昼をはさんで
午後から2時間やってもらって
午後3時からは鳴海支店長らの前で
プレゼンテーションをしてもらいました。
 


僕の仕事?は子ども達の質問に答えたり、
プレゼンの時に相手にはっきりと
自分の考えを伝える事や
どこがポイントかを説明するなどの
要領を教えただけで、
内容については自由な発想や自主性に任せた。
 
実際に図面を描くなどはできないので、
敷地図に縮尺を合わせた加子母子屋や
家具や設備の絵をプリントして
それを切り抜いてのりで貼ってもらうようにした。
 


1時間ごとに進捗状況をみたり、
どんなんだったらお客さんが喜ぶかな?
とか声をかけたが
同級生と相談したりしながらも
みんな時間内に完成したのは立派。



プレゼンの時間になったので
発表の順番をジャンケンで決めて、
大阪支店長らの前で一人10分くらいで
建物配置や1階の間取り、階段の位置、
2階の間取りについて
それぞれが自分の思いや意図を
しっかりとプレゼンしてくれた。



その後に僕がそれぞれに
良いところをいっぱい褒めてあげました。
改善点などはこの際なし(笑)
 
でもよく考えているし
思いのポイントを伝えてくれたし、
ぼくが中2の頃より
よほどしっかりしてると本気で思った。
 
おじさんより(じいさん?)最後の言葉として、
近い将来AIなどのコンピューターが
人の仕事を奪うとか言われてるけど、
これから生き残る仕事は
今日皆さんがプレゼンをしたように
自分の思いを相手に伝えたり、
人とのコミュニケーションを取ったり、
道具を使ってモノづくりをしたり、、

要は一日中コンピューターの前に座って
仕事をしてないところ。
 
コンピューターに頼って
仕事をしている分野は
すぐにAIにとって代わられます。

なのでこれからは
自分のやりたい仕事を
そうした目線で探してください。
と伝えました。



大阪支店 筒井克佳