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関西

自邸 その2



家づくりにおいて
とても費用対効果が高いのが、
照明計画と植栽計画と家具です。

建築本体工事はどうしても
大きな金額がかかってしまいますが、
上記工事は少し多めに費用をかけるだけで
大きく印象を変えることができます。

今回は自邸の照明計画と植栽計画について
少しだけ紹介します。
 
まずは照明計画。

みんな大好き
ルイスポールセンのトルボー220。
 


この完璧な形状、
ガラスを透過する光の美しさ、
非の打ち所がありません。

夜中ひとりでこの照明の明かりだけで
赤ワインを飲んでいる時、
私はおそらく恍惚とした表情を
しているのではないでしょうか。



次はヤコブソンランプ。
 


パイン材を透過したオレンジ色の光が
より落ち着いたリビングを演出してくれます。

夜中ひとりでこの照明の明かりだけで
ウイスキーを飲んでいる時、
私はきっと恍惚とした表情をしているはずです。
 
その他、間接照明など
紹介したいものはたくさんありますが、
今回も片付ける気力がありませんので
そのうちお見せできればと思います。
 
 
次は植栽計画。
庭のジューンベリーの影が
西日によって和紙ブラインドに映っています。
このような演出はとても楽しいですね。
 


今の窓は性能も非常によいので、
格子やブラインドなどを使いながら
積極的に西日を設計に活かしたいものです。
 
我が家の庭は、建物外周に
隣家の境までの1.5m程度しかありませんが、
元から植えられていた草木が
生き生きとしています。

少し前は夜帰宅すると
玄関横から金木犀の香りがして、
今は椿がピンク色の花、
山茶花がほんのりピンクがかった
白色の花を咲かせていて
季節を感じさせてくれます。

くるりの大好きな曲「東京」の歌詞、
「あい変わらず季節に敏感にいたい」の部分が
なぜか強烈に印象に残っていて、
そんな生活をしたいなぁと
昔から漠然と思っていました。

庭に少し草木があるだけで
季節の変化を感じることができ、
人生をより豊かにしてくれるような気がします。
 


神戸支店 川口洋輔