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郷土料理



㈱中島工務店の本社があります
岐阜県中津川市加子母は
木と共に生きてきた地域です。
 
加子母を見渡せば、各家に一本は
『朴の木』があるといっても
過言ではありません。

朴の木は、モクレン科の植物で
大きな葉を茂らせ、白い花を咲かせます。
朴の葉は自然由来の殺菌作用があるため
古くから器の代わりや食材を包む材料として
使われてきました。
 
ちょうど5月のこの時期は、
きれいな新葉を使って
各家で「朴葉寿司」が作られます。
一度に何十個もつくっておけば
家の女性たちは、
農繁期や山仕事の際に、
食事を作ったり食器を洗う手間が
はぶけるので重宝されます。
 
朴葉寿司には、
鯖や鮭の酢漬け、しぐれ、シイタケ、
きゃらぶき、紅ショウガ、
金糸たまごや蜂の子の佃煮を入れたり
各家によって具が多少変わります。

大きなテーブルに洗った朴葉を並べ、
酢飯の上に具を順番にのせていく光景は
この時期ならではです。
 
私が加子母にお嫁に来て
最初にお義母さんから教えてもらった
郷土料理が朴葉寿司でした。
 
他にも、
餅を包んで一緒に蒸す「朴葉餅」や
薬味と混ぜた味噌を
朴葉の上で焼いて食べる「朴葉味噌」など
朴の木はこの地域には欠かせないものです。
 
木と共に生きる地域ならではの
郷土料理をぜひ一度ご賞味ください。
 
↑娘作朴葉寿司



中部住宅部 片田純子