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万治の石仏


以前より気になっていたが、何か惹かれるものを感じて、
下諏訪 諏訪大社春宮の近くにある万治の石仏を訪れた。

春宮の境内から朱塗りの浮島橋をわたり、歩くこと3分程度のところに
田んぼに囲まれ、どんっと鎮座しているのが万治の石仏です。
巨大な自然石の胴体の上にアンバランスな頭がちょこんと乗るユーモラスな風貌で
岡本太郎も絶賛したと言われます。

[よろずおさまりますように]と念じながら石仏の廻りを3周まわり
[よろずおさまりました]と唱えてから石仏をあとにしました。

せっかく諏訪にきたので、諏訪大社(春宮・秋宮・本宮・前宮)の四社を全て
お参りしてきました。
前宮本殿、本宮・秋宮・春宮弊拝殿の四隅にもみの木の御柱が建っています。
春宮
秋宮
本宮
前宮


有名な 諏訪大社式年造営御柱大祭は 七年に一度神事が行われ、
次回は令和十戊申年 西暦2028年 和暦令和十戊申年 戊(つちのえ) 申(さる)の年に
開催されます。
御柱祭とは宝殿の造り替え、そして御柱を選び、山から曳き、境内に建てる
一連の神事を指します。
切り倒すもみの木(四社合わせて16本)は樹齢150年以上で直径1m以上
高さ17mを超える巨木です。
歴史は室町時代(1200年以上前)から続くお祭りといわれます。

御柱の木落し(急坂を御柱にまたがり下り落ちる様)はスリリング勇壮な行事で
機会があれば見学に訪れたいです。


中部住宅部 加藤隆