建て方2
![](/images/sys/resize/780x0/397e6ac14973750b3c530da05d0c6be5.jpg)
南砂のいえの建て方を
引き続きお伝えしていきます。
どんどん家のかたちができていく様子を
ぜひご覧ください。
引き続きお伝えしていきます。
どんどん家のかたちができていく様子を
ぜひご覧ください。
大引き
前回の現場レポートの土台敷の後に
大引き(おおびき)と呼ばれる
土台と同様に床を支える
部材を設置しました。
大引きは土台と異なり
基礎がないところに置く部材で、
両端を土台に掛けるため
部材が長くなると
中心がたわみやすいため、
長くなる場合は下からの支えが
必要になります。
![](/images/sys/resize/780x0/2914b07374bd1804ed0da646857dad95.jpg)
写真の大引きの下についているのが
支えとなる束です。
支えとなる束です。
金属で出来ているので
鋼製束と呼ばれています。
他にも木製の束や
コンクリートブロックの束などもありますが
鋼製束は軽量で設置がしやすく、
丈夫ということでよく使用されます。
鋼製束と木材、鋼製束と基礎の底盤は
それぞれ専用のボンドで固定されています。
それぞれ専用のボンドで固定されています。
柱建て
大引きの設置が完了したら
いよいよ柱を立てていきます。
![](/images/sys/resize/780x0/6b4e6c3545a8129756c46b5a042c43c9.jpg)
柱の先はホゾと呼ばれる
加工がされています。
この突起を梁や土台のホゾ穴と呼ばれる
溝に入れて部材がズレないようにします。
加工がされています。
この突起を梁や土台のホゾ穴と呼ばれる
溝に入れて部材がズレないようにします。
1階の柱が建てられました。
![](/images/sys/resize/780x0/b372899b8b21281d0e26a65d2c98d492.jpg)
白と赤の布で巻かれている柱は
上棟式の際に家の中心とする柱になります。
梁桁掛け
柱の次は梁桁掛けを行います。
現場にレッカーが入らないため、
すべてウィンチで運ぶか手上げになります。
![](/images/sys/resize/780x0/e29750d6227ed0ae30efc1f3cde9f906.jpg)
柱に比べて梁の方が
大きくて長いものが多いため、
手上げだと大変です。
大きくて長いものが多いため、
手上げだと大変です。
ウィンチをうまく使用して
梁・桁を掛けました。
床合板
梁桁を架けたら
その上に合板を貼っていきます。
![](/images/sys/resize/780x0/be5c65973ebee1620b04fc53450dd5b6.jpg)
今回は3階建てとなっているので
安全面と作業性を考慮して
先に足場となる床の合板を貼りました。
仮筋交い
梁と桁を掛けた後に
仮筋交い(かりすじかい)を
梁や土台・柱などに打ちました。
![](/images/sys/resize/780x0/69064bbaee7f891a4752e915349f7930.jpg)
仮筋交いは写真の斜めに取り付けてある板で
建物の垂直・水平をそろえた後に
ずれないように仮で打つ筋交いになります。
建物の垂直・水平をそろえた後に
ずれないように仮で打つ筋交いになります。
最終的には外すため
釘などで軽く止められています。
釘などで軽く止められています。
![](/images/sys/resize/780x0/4edc8f96e2357499f1f7d778319794ff.jpg)
床の貼っていない部分は階段になります。
建方のときは、まだ階段を取り付けないので
開いたままになっています。
開いたままになっています。
![](/images/sys/resize/780x0/41737cdc1841a289a58935e0cbd8979c.jpg)
二日目で3階の梁・桁を
途中まで掛けました。
建て方はこの調子でどんどん進みます。
東京支店 小此木恒