プロが教える家づくりのヒント HINT

暮らし

ペレットストーブで冬の木の家を楽しもう


 
住宅建築のプロが納得できる
家づくりのヒントをお話しするブログ。
 
今回のテーマは
「木の家の冬を楽しもう」です。
 
無垢の木に包まれた空間って、
なんだかそれだけで
ぬくもりを感じますよね。

実際、木の床は
ビニールタイルの床に比べて
足が冷えにくいという
実験結果があります(林野庁HPより)。

この実験のデータはナラですが、
スギやヒノキでも同じです。

そう、「木に包まれてあったかい」
というのは単なる気分の問題ではなく、
科学的な根拠がある事実なんです。

が、今日はそんな難しい話は
ちょっと置いておいて。

 


漬物ステーキってご存知ですか??
 
中島工務店の本社がある
岐阜県中津川市加子母や
飛騨地方の郷土料理なんですが、
ほかの地域の方には
あまりなじみがないと思います。

長久手Studioでも
加子母・飛騨地方出身のスタッフたちが
漬物を焼くとか煮るとか話しているそばで、
ほかの地域出身者は
「漬物に火を通す・・・!?」と
びっくりしていました。

でもコレ、
食べるととってもおいしいんです!

初めて食べた人にも大好評。

家の中でゆったり過ごす
冬のひとときに最高のおつまみ
です。

というわけで
早速、漬物ステーキを
つくってもらいましょう!

 

 


①材料をそろえる
 
漬物ステーキはご家庭によって
いろんなアレンジがあるようですが、
今回そろえたのはこちら。

白菜の漬物、たまご、
ごま油、レインボーペッパー。

だし醤油が写っていますが、
使いませんでした。

ちなみに、調理の舞台は
長久手Studioの2階キッチンです。
 

コンロの前に立つと
背中側がシンクになっています。

②白菜の漬物を炒める
 
フライパンにごま油を引いて
白菜の漬物を炒めます。

③溶き卵を入れる
 
白菜に火が通ったら、
溶き卵を注ぎます。

④レインボーペッパーで味をつける
 
たまごを入れたら
レインボーペッパーで
味を整えるんですが・・・

素早すぎて写真撮れませんでした。

 
⑤完成!
たまごにほどよく火が通ったら完成です。
調理時間5分。
カンタンにできました。


 


漬物ステーキは日本酒に合います。
 
今日は蓬莱泉 純米大吟醸「空」
添えていただきましょう。
 
入手困難で“幻の酒”ともいわれる
「空」を注ぐのは、
陶芸家・加藤恒太郎氏 作のぐい吞み。
 
繊細なぐい吞みが「空」の
ふくよかな香りを引き立ててくれます。

読みかけの本を持って
ペレットストーブのそばに座り込めば、
冬の夜長の至福のひととき・・・。

ずっと続いてほしいと願うような、
穏やかで心地よい時間が流れていきます
(羨ましいなぁ)。

 


ほんのりあったかい無垢の木に
包まれた空間にはゆらめく炎が似合います。

最後に、冬の木の家に似合う
ペレットストーブをご紹介しましょう。

薪ストーブも風情があっていいですが、
手軽な操作で炎のある暮らしを楽しめるのが
ペレットストーブのいいところですよね。
 
当社でおすすめしているのが、
シモタニ コンコード・オルコット


おすすめポイントはというと
運転スイッチを押すだけで
3~5分で着火します。

遠赤外線による暖かさだけじゃなく、
送風口からは温風が出て
ダブルでお部屋を暖めてくれます。

ダイヤル式で簡単に
火力や風量を調整できます。

着火タイマーがあるから、
就寝前にセットしておけば
起きたときにはお部屋が温まっています。

燃料のペレットは
間伐材や製材所の端材でできているから、
環境にやさしい暖房です。

ポンっとスイッチを押して、
キッチンでちゃちゃっと
漬物ステーキをつくって
日本酒片手に戻ってきたら、
もうあったかい。

憧れますよね、そんな暮らし。


長久手Studio・可児LITTLE KASHIMOでは
秋冬の寒い時期になると
ペレットストーブをつけるので
気になる方はぜひご来場ください