日本の木の家づくり(株)中島工務店

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現場リポート

外壁仕上げ

お施主様が住まいづくりを考え始めたのは2017年7月のこと。
当初は古くなた母家を建て替える予定でしたが、
敷地までの道路が狭く途中に鳥居があるなどして工事車両の通行が困難。
そのため所有する田んぼを埋め立てて新しい住まいを建てることを決意。
住まいづくりの想いは・・・
この地に生を受けたことをご先祖に感謝し子孫に価値ある財産を残すこと。
そんな想いを込めてここ城田寺での住まいづくりがスタートしました!

竣工予定:2020年8月末
延床面積:167.28㎡(50.60坪)
建物概要:長期優良住宅・木造2階建て
建物性能:耐震等級3・断熱等性能級4
設計監理:中島工務店設計室 小林尚長

投稿日/ 2020年10月09日
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外壁仕上げ

外壁仕上げ

「城田寺のいえ」は外壁の仕上げが工程よりかなり遅れましたが、

なんとかお盆までには完了し仮設足場を撤去することが出来ました。

本来の工程だと6月下旬には仮設足場が撤去される予定でしたが、

長梅雨の影響を受けて1ヶ月半も遅れてしまいました。

 

一旦ブレイクが入った現場リポートですが、

今回はようやく外壁仕上げのリポートをしたいと思います。

 

「城田寺のいえ」の外壁は、

軽量モルタル下地のジョリパット・エンシェントブリック仕上げです。

<下地工程>

まずは、耐力面材に貼った透湿防水シートの上に通気用の縦胴縁を設置します。

そしてその上にラスを張り付けます。

建物の角(出隅み)部分は鉛直のラインが乱れないように糸を張って下地の仕上げ代を指示します。

軒天から土台水切りまでしっかり糸を張ります。

採用した工法はスチライト工業の責任施工対応商品「K2通気胴縁工法」です。

この工法は壁体内に侵入した湿気や防水紙を抜けてきた雨水を通気層で排出し、

常に壁体内は湿気の低い状態を保つため耐久性の高い外壁構造となります。

下地用の軽量モルタル「K2モルタル」を攪拌ししっかり練ります。

まずは建物の角(出隅み)に先ほど張った糸に合わせて専用の役物(役物)部材を取り付けます。

そして面全体に軽量モルタルを塗って下地の下塗りを仕上げていきます。

下地の下塗りの後は下地の上塗り、

そしてファイバーネットを伏せ込んで下地の軽量モルタルが仕上がっていきます。

下地の軽量モルタルが仕上がりました。ここまでが下地の工程になります。

 

<仕上げ工程>

下地工程が完了すると今度は仕上げ工程です。

まず最初に仕上がった下地面をシーラー処理します。

ローラー刷毛で丁寧に塗っていきますが、ここからは時間との戦いになります。

シーラー処理から次の工程の指定時間は3時間以上48時間以内。

次の工程は主材の下塗りです。ステンレス製の金鏝(コテ)で平滑に塗っていきます。

シーラー処理から丸二日以内に終了することが求められますので、

その間に雨天があってはいけません。ここが工程管理の難しいところです。

仕上げ材のジョリパットです。アイカ工業の製品です。

ジョリパットは塗り壁の温かみあるデザインが実現でき、高耐久で色あせしにくい建材です。

またひび割れが起こりにくく美しさが長く続くことも特徴です。

基材をスプレーガンで吹付けながら先行し時間を置かず追い掛けながら鏝で仕上げます。

2人1組でテンポよく仕上げていきます。

こうして凡そ200㎡の外壁がすべて仕上がりました。

いよいよ仮設足場の撤去の日がきました。「城田寺のいえ」がベールを脱ぐ時です。

仮設足場が撤去され「城田寺のいえ」の全貌が現れました。

中島工務店ではとても珍しい屋根の形状が寄棟のスタイルです。

グレーの明るい色で美しいテイストに仕上がりました。

ようやく仮設足場がなくなりましたので、外周りの外構工事に取り掛かることが出来ます。

 

こうして「城田寺のいえ」は外装工事も終わり、内装工事が佳境を迎えようとしています。

外構工事も始まります。

 

次回は内装仕上げのリポートをしたいと思います。

どうぞお楽しみに!

 

設計・監理 小林尚長

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