日本の木の家づくり(株)中島工務店

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現場リポート

南砂のいえ 建方3

「南砂のいえ」はお施主様の祖母様が住まわれていた場所。
祖母様からお孫様へ受け継がれ新しい住まい造りを計画。
都市部で多く建てられているようになった準防火地域の木造3階建てでも断熱性能を確保。
新しい住まい方を提案する家が出来上がるまでをご覧ください。

竣工予定:2021年4月
延床面積:129.61㎡(39.20坪)
建物概要:長期優良住宅・木造3階建て
断熱性能:UA値 0.35W/㎡K
     ηAC値 1.2
耐震性能:耐震等級3
法規制等:準防火地域・省令準耐火構造
施工管理:中島工務店 東京支店

投稿日/ 2021年02月16日
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南砂のいえの建方は屋根工事へと進みます。
小屋裏の気密の納め方やそれぞれの部材を取り付け方を是非ご覧ください。

気密シート

3階の梁桁が掛け終わったら天井を貼りその上に気密シートを貼ります。

今回、気密シートは「インテロ」という調湿性のあるものを使います。

調湿性といっても室内の湿度を調整するためでなく、壁の内部の構造体(柱・梁など)の湿度を調整し腐食やカビを防ぎます。

下に敷いてある白っぽいシートが気密シートです。気密シートは幅が1.5m程度しかないので何度かに分けて張っていきますが、隙間ができないように隣同士は重ねる必要があります。

その重ね代もメーカーごとに決まっていて、インテロは100mm重ねる必要があります。

100mm以上重なっています。

 

小屋束

気密シートが貼り終わったら小屋束を建てていきます。

短い柱のような部材が小屋束になります。

先に敷いていた気密シートに切れ込みを入れて束を差し込みます。

切れ込みを入れたシートは先の部分を切り、立ち上げておきます。

四方を気密テープを貼って塞ぎます。

気密テープを貼り終わったら束に金物をつけていきます。

 

母屋・棟木

束の取付が終わったら母屋(もや)と棟木(むなぎ)を掛けていきます。

写真の束の上に載っている長い木材が母屋で、一番高い束に載っている長い木材を(写真右から2番目の紫の手袋の下の木材)を棟木と呼びます。

棟木は家の中でも重要な部分であり、建方の終わりの際に行う催事の「上棟式」はこの棟木の取付が終わったことを表しています。

南砂のいえでは上棟式をもう少し後に行います。

 

垂木

母屋・棟木に溝があります。

この溝の位置に垂木(たるき)を取り付けていきます。

母屋・棟木は水平に取り付けましたが、垂木は勾配が付くので溝を入れないとうまく取り付けることができません。

 

垂木を掛け終わたら屋根の合板を貼っていきます。

合板は千鳥張り(ちどりばり)というつなぎ目を揃えない張り方をしています。

つなぎ目を揃えないことで一点に集中して力が掛かったり、材料の収縮による変化を少なくします。

 

合板はしっかりと固定するために「どのような釘」を「どれくらいの間隔」に打たなければいけないという数値が決まっています。

今回は150mm以下の間隔で釘を打ちました。

 

ルーフィング

合板を貼り終わったらルーフィングを敷いていきます。

ルーフィングとは屋根材の下に敷く防水シートの事です。

ルーフィングにもいろいろ種類や商品がありますが、今回はマスタールーフィングと呼ばれる耐久性の高いルーフィングを使用しています。

ルーフィングには敷き方があり軒先の方から敷いていき棟(屋根の一番高いところ)を最後に敷きます。

これは雨がルーフィングの上に侵入してきても重ねた継ぎ目の部分からルーフィングの下の構造材まで浸み込まないための工夫です。

ルーフィングが敷き終わったら屋根は一旦完了です。

 

 

 

東京支店 小此木恒

 

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