日本の木の家づくり(株)中島工務店

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現場リポート

【曳舟の家】第3回 基礎工事1

投稿日/ 2017年03月09日
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曳舟の家の基礎工事がいよいよ始まりました。
最初に建物外周の通り芯を出すための「遣り方(やりかた)」をします。

現地ではお隣りに息子様の新居が先に竣工されました。

都会的な3階建の工房+住宅です。

ガラス作家として「スタジオ楽卯」を開設されています。

http://onoryo-rakuu.com/

美しいトンボ玉の作品を手掛けてらっしゃいます。

江戸の粋な文化を継承していってほしいですね。


そして、曳舟の家の基礎工事がいよいよ始まりました。
最初に建物外周の通り芯を出すための「遣り方(やりかた)」をします。


コンクリート基礎の立上がりを基準高さから調整して外側に水杭を建て横に水貫をぐるりと廻します。
なぜ水杭かというと、昔は水盛りといって水を入れたチューブの端が同じ高さになる性質を利用して
水平を取ったので「水盛り遣り方」といい、今はその材料使いに水の字だけが残りました。
現在は回転式レーザー水平器で瞬時に基準を移すことで作業性が向上しました。
高さ設定が決まったところで基礎底盤までの「根伐り(ねぎり)」をします。


外周部と地中梁の部分は深く掘ります。フラットな部分は鉄筋コンクリート床版となります。
数日のうちに根伐りが完了しました。
時期はちょうど冬至の頃で南の庭になるところに太陽が差し込んでいます。
続いて砕石15㎝を全面に転圧します。締め固めに「ランマ」を使用します。
上下に跳ねる力で砕石が締まっていきます。


続いて、防湿シートを敷き込み、外周と地中梁部分に捨てコンクリートを打設します。
捨てコンは基礎立上がりの芯を決めて型枠の建て込みと墨出しをするのに必要です。


防湿シートは地中からの湿度を遮断します。コンクリートは湿度を寄せる性質があるので
建物の土台、床下の乾燥を長期的に維持するため敷くのが一般化しました。
この時に地鎮祭でお預かりした「鎮め物」を埋設します。


建物のほぼ中心となる所に鎮め物を埋設しました。
木箱の中に人型、刀、鋤、鍬、小銭などをかたどったものが納められています。
地の神様とともに工事安全を祈念して埋めます。


埋設後はシートを貼り直しておきました。

続いて配筋工事へ進みます。

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