日本の木の家づくり(株)中島工務店

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現場リポート

【成増の家】外壁左官工事

投稿日/ 2019年05月01日
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成増のいえ第11回目の現場リポートは外壁左官工事です。

透湿防水シート・ラス網

木ズリを取付けた壁に透湿防水シートを貼り、その上からラス網を取り付けました。

左官下地1
ラス網とはモルタルを塗りつける際に下地として使われる金網のことです。モルタルが剥がれ落ちるのを防止する役割があります。
今回は「波型」ラス網という種類を使用しました。他にも平ラスやハイラスといった種類がありますが、モルタルを塗りつける際には波型ラスが多いです。
波型ラスは文字通り波のような凹凸を繰り返している金網です。この波がモルタルを厚塗りしても剥がれ落ちにくくしています。
コンクリートやモルタルはアルカリ性です。そのため、ラス網はアルカリ性に対応できる亜鉛メッキ鋼板を使用したものが多くなっています。

下塗り

成増のいえの外壁左官は高千穂シラスの「そとん壁」を使用しました。
そとん壁は下塗り・上塗り・仕上げ塗りと3回塗ります。
波ラス網を取り付け終わってから左官の下地塗りを行っていきます。

下塗り1
壁から出ている緑のテープが貼られた部分はエアコンの配管用のスリーブです。
左官で埋まらないように注意して塗っていきます。
成増のいえは東・南・西の3面と明り取り用の北面窓付近が左官仕上げです。

下塗り2
東側の玄関周りです。
壁の下に見える基礎部分と外壁の部分は繋がっているように見えますが、壁の方が通気層などが取り付けられる分、少し厚くなっていて繋がっていません。
玄関ドアが高い位置についているように見えますが、外構工事の際にコンクリートでアプローチをつくり、基礎の立ち上がり近くまでコンクリートで埋めるため問題ありません。

下塗り3
南側の窓周りです。
木製の戸袋や冊子には養生をして左官が付かないようにしています。

下塗り5
西側の左官壁です。
西側は勝手口を境にして南側(写真手前)が左官仕上げ、北側(写真奥)が板壁になっています。

下塗り6
北側の明り取り用の窓付近です。
屋根に左官が付かないように養生がしてあります。

養生

下地を塗る前に窓・ドア・戸袋などにはテープやマスカー(テープに薄いビニールシートが付いたもの)で養生をしました。

養生1

養生2
下塗りの左官から網が見えています。これはクラック防止ネットと呼ばれるものです。
このネットを左官の中に入れることでひび割れをしにくくしています。
下塗りの段階で網目が見えていても上塗りや仕上げ塗りで見えなくなります。

上塗り・仕上げ

下塗りが終わって完全に乾ききる前に上塗り・仕上げ塗りを行いました。
成増のいえではステロゴテ仕上げという少し粗い仕上げにすることで外観に変化をつけています。

仕上げ塗り2

仕上げ塗り4

仕上げ塗り6
高窓まできれいに塗り上がりました。
クラック防止ネットもこの時には見えてきていません。枠周りもきれいに塗ってあります。

左官工事も終わり、建物の外部はほとんど完了です。あとは内部の造作工事と外構工事が続きます。

小此木

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