国産の木でつくることが、日本の山を守ることにつながる。
その大切さを感じてほしいから。

産直住宅の本場で、木造建築を五感で学ぶ。

平成7年から加子母村で行われている「かしも木匠塾」は、全国から集まった大学生たちが森林や林業と深い関わりをもつこの地に集まり、木造建築実習に取り組む夏の合宿です。毎年学生たちが決めたテーマに基づき、公共の建物や学校遊具、バス停、公園のベンチなどを、地元の工務店の指導のもと製作。自然や地域と一体となって行う。他では味わえない体験を求めて、毎年100人を超える学生さんたちが加子母を訪れます。学生たちは春から地域や利用者の要望を聞いて何度も打ち合わせを重ねながら、建築物の設計や積算を行い、夏季の2週間を加子母で過ごしながら製作を行います。木材加工や施工だけでなく、森林見学や間伐体験など、大学での勉強だけでは習得する機会のない日本の伝統的な木造建築の技法を体感できるのが、このセミナーならではの魅力では無いでしょうか。

木を活かす加子母の文化を次世代へ伝えていきたい。

設計や施工など実際の作業はもちろんのこと、産直住宅の発祥の地・加子母で実際の森林や山村の現状を見ることは、学生さんたちにとって国産材利用を考える、またとないきっかけになるはず。社長の中島紀于がかしも木匠塾実行委員長を務め、積極的に学生の指導に参加してきました。これからの未来を築く若い学生さんたちが、木造住宅をたくさん造ることで健全な森林を持続させるという弊社が目指すサイクルを体感し、これからの日本を築く原動力となってくれることを期待し、その元気に力をもらいながら活動を続けています。