木の匠、文化を継承する稀少な会社として
都会でのフィールドを広げていきたい。

木の伐採から加工まで一気貫通でできる会社は、東京にはほとんどありません。それは誇るべき素晴らしい資産だと思います。現場で出る木っ端を捨てるに忍びなく近隣の方に差し上げた際、「いい香りがしますね」と喜ばれたことがあります。加子母の豊かな自然と木の家を建てる感動が、お客様に納得を与えると確信しています。

住まい手の感性に近づき、期待を超える提案を目指して

中島の家づくりにおいては、一軒として同じ家づくりがありません。顧客の個性と建つ場所の気配を感じ、形にしていく作業にはいつも難しさを感じます。お客様の思いを汲み取り、時代に左右されにくい温故知新のデザインや納まりなどを検討しながら、期待以上の提案ができるよう日々精進しています。 その中でも、予算とデザインを工期に合うように折り合いをつけるのはとても難しい。特に造作工事では、棟梁の技術と仕上げのイメージが品質に影響するので、意思伝達にとても気を使います。職人さんとの連携と現場判断の要素は大きく、難しい現場ほど職人さんの知恵に救われたことがしばしば。机上でひいた線と立体で見えてくる造形を確認する作業は、毎回難しいながらやりがいを感じますね

いつもどこかに木との縁を感じます

私の職業経歴は国鉄への入社から始まります。幼少からの鉄道趣味が昂じ、職人的気質があった合理化前のSL全盛時代の国鉄に憧憬して、岩倉鉄道高校を卒業後に入社。旧型客車の木を使った内装が好きで、床の油臭を嗅ぐと落ち着きます。
建築の経歴は設計事務所からスタートしました。「住まい」には鉄骨造や鉄筋コンクリート造もありますが、結論は「住まい」には木造が一番ということ。嬉しい事に「我が国ニッポン」の木材が家つくりに適していること。品が良くシンプルなデザインが好きです。母方の先祖は宮崎で林業をしていたと聞きます。父方の曾祖父は木場に居を構えていたとか。遺伝子的に木と縁があるようです。  趣味でギターを弾きます。ギターは木素材と造り手の技量で「良く鳴る」「価値あるモノ」になり、木材と棟梁の技量で「価値ある家」になる、という点は近いものがありますね。楽器自体は、ネットで一万円のものも楽器専門店で売られる五十万、百万のものもあります。一体何が違うのでしょう。 その違いが判るように、家づくりの真の価値を知っていただけるといいなぁと思います。そして木のふるさと加子母へ行けばすべてが判りますよ。