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実は、オール電化。

投稿日/ 2010年11月8日

2010年11月4日(木)

愛宕Ark」は、建て方2日目。相変わらずの秋晴れ。本当に気持ちが良いです。

昨日に引き続き、2階の小屋組みからスタート。秋晴れの真っ青な空に、クレーンと大工さん、そしてフタムラ棟梁が映えますね。

小屋組みが完了すると、お待ちかねの大垂木です。「愛宕Ark」の見どころの一つです。通常60mm×60mm程度の垂木を細かく配置しますが、「愛宕Ark」では120mm×120mmの垂木を910mmごとに配置します。大垂木は桁や母屋に対しコーチボルトで締め付けて行きます。

外部に面する部分の垂木と垂木の間には「面戸」を取り付けますが、垂木の側面に决(しゃく)りを入れて、木と木の密着を良くします。芸が細かいしょ?

南面屋根の大垂木の設置がほぼ完了。断面が大きく、鎌継手で継がれ、それがコーチボルトで取り付けられる。構造材でありながら完成後も仕上げ材として日々の生活の一部となる。目で見る安心感ですね。

大垂木の上から野地板を張ります。通常の野地板は9~12mm程度で、並べて張って行きます。しかし「愛宕Ark」では30mmの厚板で、凹凸の形状の本実(ほんざね)で木と木の密着を良くしています。

屋根は、構造の中でも条件の厳しい部分です。古い木造家屋には「屋根替え」と呼ばれる工事があるほど、消耗される部分でもあります。大垂木と厚野地板、とても贅沢な仕様ですが、理に適っていると思います。

30mmの野地板には他にもメリットがあります。準防火地域では、以前は不燃材料で軒先部分を包まなければなりませんでした。つまり木製の野地板を仕上げ材として使用することができなかったんです。しかし近年の法改正で、野地板が30mm以上、且つ面戸が45mm以上とすれば、準防火地域でも野地板を仕上げ材として使うことができるようになりました。

そして今日、看板シートが揃いました。そうなんです。言い忘れていましたが、「オール電化」住宅なんです。

まだ肌寒いであろう来年の3月12・13日のオープンハウスには、「オール電化」住宅の住まい心地も体感できそうですね。楽しみは増すばかりです。

中島 大地