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「ぎふの木で家づくり支援事業」に物申す!

投稿日/ 2010年11月12日

2010年11月11日(木)

今日は「愛宕Ark」の「ぎふの木で家づくり支援事業」の現場審査日です。

「ぎふの木で家づくり支援事業」とは、岐阜県が、岐阜県内の工務店で、岐阜県産木材を一定量以上利用し、岐阜県内に建築する住宅に対して補助してくれる制度です。

“一定量以上”とは、構造材の80%以上、且つ横架材6㎥以上で、これらの条件を満たした物件には20万円の補助金が貰える・・・わけではなくて、100枠の抽選へ申込むことができるわけです。その他にも「ぎふの木で内装木質化支援事業」なるものもありまして、県産材で内装を50㎡以上仕上げると10万円の補助金が貰える・・・わけでははくて、これまた抽選へ申込みができます。つまり100枠に対して、申込みのコースが①20万円と②20+10万円の二通りあると言うことです。この他にもリフォームで岐阜県産木材を利用すると、上限10万円の補助金もあります。これは先着100枠。

さて、話を戻しまして、「ぎふの木」の検査員は下呂農林事務所の田口さん。検査方法は、申請書の木材内訳の中から代表的な部材を数本選び、断面寸法と長さを測ります。

現場審査にはNさんのお父さんにお立会い頂きました。検査終了後に二村監督と3人で記念写真を。

  

審査員の田口さん曰く、10月の段階ですでに申込みが200棟を超えたそうです。とすると今年度末には恐らく当選倍率3~4倍かも・・・。

「木の国・山の国」の岐阜県で、建て主さんへの直接的なインセンティブの当選倍率が3~4倍。これではインセンティブとしての効果は低いのではないかと思います。

この補助金が始まった数年前は、20万円が100枠でした。当時あくまでも”市場調査”の意味合いで名目的に100枠で始めたそうです。それは理解できます。しかしここ数年で申込み数はうなぎ登り。今となっては当初の100枠に固執する理由はなくなっているように思います。

ちなみに昨年度は補正予算で元々の100枠を200枠に増やして頂きました。岐阜県が岐阜県産木材の利用をこれからも積極的に推していく意志を他県に示す意味も込めて、今年度は300枠・・・と言わないまでも、少なくとも200枠は必要ではないでしょうか。

「岐阜は木の国、山の国」ですよね、岐阜県庁県産材流通課さん。何とかお願いします!

中島 大地