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造作工場をご紹介。

投稿日/ 2010年11月25日

2010年11月25日(木)

私達のお勧めする木の住まいは、構造が木造であることはもちろんですが、仕上げや設えに至るまで木材をふんだんに採用しています。その拘りの高さからか、私達には専用の加工工場があります。(協)東濃ひのきの家造作工場です。

造作に係る仕上げ材を中心に加工する加工工場です。以前は中島工務店の「住宅センター」でしたが、木材の加工工場を一本化する狙いから、数年前に「(協)東濃ひのきの家」に編入合併しました。相変わらず私達の木の住まいづくりを支える工場部門として活躍しています。

造作工場はいくつかのセクションから成り立っています。まずは造作材の加工ライン。写真手前で木材の納品検査を行い、端切り~矩方削り~寸法調整~特殊加工~超仕上げの順に並んでいます。

こちらでは(有)マルワイ製材所の日下部社長(ここでも奥さんが会長)と造作工場の面々が板材の原板の品定め中です。納品チェックの厳しさには定評があります。

別のセクションでは板材を加工しています。モルダーなる機械のこちら側から原板を送り・・・

機械の中で加工され、反対側から凹凸の形状の実(さね)のついた板材が出て来ます。簡単に聞こえますが、無垢材が相手ですので、一枚一枚慎重に検品しながら加工します。

造作材加工ラインに戻りまして、部材の寸法を揃えています。

分(ぶ)の揃った材料に特殊な加工を施します。鴨居や敷居の溝加工が多いですが、ありとあらゆる形状をここで造ります。「愛宕Ark」の和室の「竿縁天井」の竿を加工中です。

竿はこんな形状になります。「猿面」と言います。名前の由来はその断面が猿の顔に見えるからだとか。

こちらが二重廻り子。上の廻り子と下の廻り子は寸法も形状も違います。いや~芸が細かい。

そしてもう一つのセクションで家具の製作をしています。造り付けの一品モノの家具が主で、現在集成材を使った家具を製作しています。(協)東濃ひのきの家の集成材工場で製作している桧や杉の集成材をスライスし、端を切り、表面の削り、節埋め、磨き、そして特殊加工へと続いて行きます。

「愛宕Ark」の階段材を加工中。踊り場には幅の広い集成材が必要ですので、集成材を更に接着中。こげ茶色の部分は節を補修している部分です。作業をしているのは、新婚ホヤホヤのダイキ君です。奥さんを加子母に連れて来た地域の貢献者の一人です(ちなみに私もそうです)。それにしてもダイキ君、パンツ見えてますよ。

出来あがった階段材がこちらです。普段は工場で階段材のキザミも行いますが、今回はフタムラ棟梁が腕を振るってくれるとのことで工場加工はここまで。現場の進捗を見ながら近日中に搬出予定。上品な桧の風合いと精度の高い仕上がり。これぞ「東濃ひのきの郷」加子母にある我らが加工工場の真骨頂です。

こちらでは杉の集成材を使った家具が完成しています。「愛宕Ark」の家具ではありませんが。「愛宕Ark」の家具は私の詳細加工図待ちだとか・・・。

こちらは「愛宕Ark」玄関の式台です。木曽檜の式台です。もともとの木の表面のノタの形状を残し仕上げています。

最後は丁寧に梱包して現場へ搬出されて行きます。別れを惜しむ(?)工場長の駒田君(通称コマチャン)。

造作工場は総勢7人。日々忙しく仕事をしています。ここでもまたたくさんの人の手が掛かっています。

さぁ現場では、現在10連勝(11月24日付)で乗りに乗っている魁皇関・・・ではなく、フタムラ棟梁がコツコツと造作中です。これまた見所満載です。リポートが追い付きません。それが私達の木の家づくりです。 

中島 大地