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達っつぁとニューハーフ。

投稿日/ 2010年12月22日

2010年12月22日(水)

愛宕Ark」では内部工事と並行して外壁工事が進んでいます。先日フタムラ棟梁が造ってくれた外壁下地に、今度は左官屋さんが更に下地を造ります。

「愛宕Ark」の外壁材はガルバリウム鋼板桧板、そして「スーパー白洲そとん壁W」の組み合わせです。その中でも「そとん壁」がファサードの大部分の仕上げで家の顔になる部分です。当社モデルハウスTERRALITTLE KASHIMOで採用したこともあってか、最近は採用が増えています。実際に「そとん壁」のメーカー兼販売元の高千穂さんのカタログには当社の作品が大々的に載ってます。

「そとん壁」は元々から高価な仕上げ材ですが、今年の始めに「そとん壁」が「そとん壁W」になり、材料が値上がりしました。何やら「保湿性能を向上させた」との説明でしたが、値上げは困りますよ、高千穂さん。

さて、「そとん壁」の職人と言えば「左官屋達っつぁ」こと三浦達男さん。と~ってもシャイな加子母在住の58歳です。カメラを向けてもスマイルはありません。巷の噂では前歯がないからだとか・・・。

それでは、「そとん壁」の工程を順を追ってご説明します。まずは大工さんが造ってくれた木摺下地にアスファルトフェルトを貼ります。これは防水のための紙でもありますが、左官材料の水引き具合を均一にしてくれます。

アスファルトフェルトの上から波ラスを貼ります。これは高千穂さんの指定品で凹凸が8mmの厚いもので、下塗り厚10mmをこのラスで確保します。止め付けはアスファルトフェルトと同様タッカーで。

そして忘れてはいけないのが拘りのアルミアングルです。板金に「そとん壁」を塗り付けると、板金の伸び縮みや、板金についた水が凍って左官材料が壁が割れる場合がありますので、隙間を設けるようにしています。塩ビ製の専用部材もありますが、塩ビ製品では”直線”を造るのが難しいので、そこは腰のあるアルミアングルで見切ります。板金とアルミアングルの見切りとの隙間は通気層の給気口でもあります。

  

先日、達男さんが「ニューハーフ持ってる?」とフタムラ棟梁に尋ねて来ました。「ニューハーフ?この辺なら日下部アルメリアのニューハーフショー?」と膨らむ妄想に身を委ねかけたフタムラ棟梁でしたが、これのことだったそうです。

「リング傘釘」って言えばいいのに・・・。イエイエ、その場の雰囲気を和ます気遣いも忘れない三浦達男さん(58)。地道な下地造作も今日で終わり、明日からはいよいよ「そとん壁」の下塗り開始。左官屋達っつぁの妙技を拝見させて頂くこととしましょう。

中島 大地