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中島大地の建もの探訪~「愛宕Ark」その1。

投稿日/ 2011年4月14日

2011年4月14日(木)

おはようございます。中島大地です。今日の「建もの探訪」は、下呂市少ヶ野で近々完成する「愛宕Ark」にお邪魔します。先日開催した「愛宕Ark」オープンハウスも盛況だった「住まい手の情熱と職人の物語が宿る家」をご紹介します。

ご家族は若夫婦と3人のお子さん、そして親夫婦の7人家族。それでは早速拝見します。

南北に長い敷地を有効利用して、前面道路に向く大きな妻壁が印象的な外観です。「旧約聖書」の「創世記」に登場する「ノアの方舟」になぞらえたネーミングがその外観にも窺えます。

スーパー白洲そとん壁W」の白色とガルバリウム鋼板の落ち着いたいぶし銀、そして桧の3色が中心の色遣いとし、この先何十年も飽きのこない配色を意識しました。

  

アプローチの階段の先にはゆったりとした広い玄関です。玄関の土間は昔ながらの仕上げ「豆砂利の洗い出し」。時代を感じさせない普遍性を求め、昔ながらの素材を採用しました。

贅沢なほどの濡れ縁とそれを優しく覆う庇屋根。晴れた日にはここでゴロンとしたいものです。 

玄関は一面桧張りの上質感。ゆったり幅広の桧の引き戸はLITTLE KASHIMOをそのまま再現。表札は住まい手さん拘りのいぶし瓦の特注品。右に見えるのはポスト口。

玄関戸を引くと、まずは壁一面に設けられた飾り棚がお出迎え。こちらもこの先何十年も住み継いで頂きたい想いを込めて、廃らない意匠を求め大きな円を採用しました。 飾り棚の奥の壁は調湿や消臭効果のあるINAX「エコカラット」を採用。細かい凹凸のあるテクスチャーで、大きな円にホンの少し遊びを。そして床も、天井も、建具も桧尽くしです。香りもまた良い。

振り返ると、先ほどの桧の引き戸とフロストガラスのスリット窓。程好い光が差しこんできます。左側には下足室。階段下の空間も活用してとんでもない数の靴が収納できる下足棚が壁一面に。土間も玄関ポーチに合わせて黒色を採用。こちらはINAXのタイル「陶墨染」です。 

下足棚の奥にはポスト口が。毎朝外に出なくとも新聞が取れるのは私の拘りです。

下足室には姿見の鏡。ここで出社前の身だしなみをチェックしたり。 

玄関とリビングの間の框戸。桧の細い横格子と和紙調のプラスチックがお洒落。

今回の「建もの探訪」はここまで。拘りタップリの玄関先までご案内して力尽きました。次回はいよいよリビングへ。乞うご期待。

中島大地