現場リポート現場リポート

<< ごとむし庵の一覧に戻る >>

その2 潜入!(有)マルワイ製材所さん。

投稿日/ 2012年5月2日

2012年5月1日(火)

「ごとむし庵」~それは林業家の家。

このプロジェクトでは、お客様の林業家と言う立場を最大限活かして、ご自分で伐採したご自分の山の木を一部に採用するよう計画を進めて来ました。

4月19日(木)、根尾の山から下呂総合木材市売協同組合(通称「下呂市場」)に搬入された丸太を、(有)マルワイ製材所さんの日下部豊社長(63)が視察へ。

搬入された杉の丸太のほとんどを購入しました。

4月28日(土)、「ごとむし庵」の梁桁材を製材開始。まずは丸太の皮剥きから。 

皮を剥いた丸太はしばらく屋外で保管。出番を待ちます。

そして本日、丸太を工場内に搬入し、いよいよ製材開始です。

日下部豊社長の指示の基、作業開始。

こちら、原拓生(せきお)さん(54)。製材機に乗って16年のベテランです。ちなみに前職は電子部品の設計。

製材開始。この製材機は9mまで一人で挽くことのできる優れモノです。 

丸太をただ四角く挽くだけではありません。最終的に梁桁材を残すんですが、その辺材から間柱、仮筋交、広小舞、瓦棒、紙押え、野地板等々を取り、残りは紙の原料へ。無駄にする部分は全くありません。

そして最後に残った芯持ちの材が梁桁材。これだけ挽くのにザッと10往復以上。最終的には12cm×30cmの桁梁になるんですが、現段階では5分(15mm)程度大きく挽いておき、乾燥後に再びモルダーで削って寸法を調正します。

根尾の山の木。 いつもながらの加子母周辺の山の木ではないので、その品質に多少の懸念はありましたが、なかなか良い杉で一安心。 これから約1週間人工乾燥機で乾燥させ、5月19日の「木材検査」でお客様にお披露目です。 

5月5日(土曜日)の大安が地鎮祭の予定日。裏方では、既にこれだけの作業が始まっています。山の木を使うというのはこう言うことなんです。 

中島 大地