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ふかし軒理まる家 「第3話 施主木材確認」

投稿日/ 2018年4月17日

こんにちは。現場監督の丹羽政雄です。申し遅れましたが、私の苗字は”ニワ”と読みます。この地域ではよくある苗字です。”タンバ”ではありませんので、今更ながらお見知り置きをお願い致します。

さて、「ふか軒理(おさ)まる家」、略して「ふか軒の家」の工事現場では、先日地盤改良工事を終え、現在は基礎工事の真っ只中です。基礎工事の状況は次回のリポートでご紹介します。現場作業と並行して、中島工務店の本社があります加子母では、この1ヵ月木造建築の骨格を成す構造材の調達を進めていまして、準備がほぼ整いました。

そこで先週、(協)東濃ひのきの家プレカット工場で「施主木材確認」を実施しました。これは製材・乾燥され、加工を待つ木材を建て主さんにご覧頂き、地域の木材による、昔ながらの木造建築のロマンを感じて頂こうという、「中島とつくる家」の恒例行事の一つです。その歴史は実に20年以上。昨今の国産材利用ブームに安易に乗っかているわけでは決してありません。

余談ですが、私も自邸を建築した際には同様に木材確認をしました。一昨年の8月のことです。私は現場監督としてお客様の木材確認に数十回立ち会ってきましたが、やっぱり自邸となると余分に感慨深さがありました。ましてや妻子にとっては初めての経験で、家族にとってとても良い記念になりました。

「ふか軒の家」の木材確認の主役は、なんと言ってもこの桧の大黒柱でしょう。寸法は八寸角(24cm×24cm)、末広がりの八です。1階部分の等級は上小節、「小さな節がいくつかある」と言う意味です。その圧倒的な存在感とそれを活かす開放的な吹き抜け空間。木造建築の醍醐味がここにあります。建方工事が今から楽しみです。

その他にも、土台、柱、梁桁、垂木、間柱等々、たくさんの木材が「ふか軒の家」で使用されることを建て主さんにご実感頂くことができました。後程頂いたメールで、木の良さを知り、住まいづくりの実感が湧いたとお伝え下さいました。建て主Fさんに遠路加子母までお越し頂いた甲斐がありました。

この施主木材確認を経て、いよいよ構造材加工、いわゆる”きざみ”が始まります。その妙義はまたの機会にご紹介しましょう。

丹羽政雄