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ふかし軒理まる家  「第2話 地盤改良」

投稿日/ 2018年4月12日

2018年4月12日(木)

こんにちは。現場監督の丹羽政雄です。この春小学6年生になったばかりの愛娘が先日の入学式で在校生代表挨拶をし、娘の頑張りに後押しされている今日この頃です。

さて、3月中旬に地鎮祭を終えた「ふかし軒理(おさ)まる家」では、4月に入りいよいよ工事着工を迎えました。最初の工事は地盤改良です。設計段階でスウェーデン式サウンディング試験により地耐力を測定し、地盤改良が必要と判定されました。この地域は長良川と伊自良川に挟まれた扇状地で、住宅用地盤の改良は付き物と言えます。

地盤改良の工法は湿式柱状改良です。オーガーと呼ばれる大きなドリルで地面に穴を掘りながらセメントを注入・攪拌し硬化させる工法で、住宅用地盤の補強ではメジャーな工法です。直系60cm、長さ3mあまりのセメント杭47本を建物荷重により配置します。

数年前、大型マンションの地盤強度不足が大問題になったのは記憶に新しいですが、業界の杜撰さを誇張する番組が多数放送されました。その一つで、住宅の地盤補強の杜撰さを指摘する番組があり、建物のない庭先を掘り返すとそこにセメント杭があるという場面を目の当たりにしました。これは確かに杜撰ですね。

「ふかし軒の家」では、設計段階で建物配置を地縄張りにて建て主さんにご確認頂き、その地縄に基づきセメント杭の配置を決定します。杭は支持地盤まで確実に到達していることを確認します。

湿式柱状改良工事の所要期間は2日間。春先の日和にも恵まれ滞りなく完了しました。現場では続いて基礎工事が始まります。一方、中津川市加子母にある()東濃ひのきの家プレカット工場では、東濃ひのきや長良すぎの構造材が続々と集まりつつあります。恒例の施主木材確認が近付いてきます。

丹羽政雄